2022年12月7日~8日、東上線向け10000系電車0番台(10000型電車)10両編成の森林公園11004Fが、廃車・解体のため、所属している森林公園検修区から、渡瀬北留置線(資材管理センター北館林解体所)まで回送された。東武鉄道線内は自力回送、秩父鉄道線内は電気機関車牽引による甲種輸送だった。
今回廃車されたのは以下の10両
10号車 | クハ11004 | 1985年9月20日新製(東急) |
9号車 | モハ12004 | 1985年9月20日新製(東急) |
8号車 | モハ13004 | 1985年9月20日新製(東急) |
7号車 | サハ14004 | 1985年9月20日新製(東急) |
6号車 | モハ15004 | 1989年10月12日新製(アルナ) |
5号車 | サハ16004 | 1989年10月12日新製(アルナ) |
4号車 | サハ17004 | 1985年9月20日新製(東急) |
3号車 | モハ18004 | 1985年9月20日新製(東急) |
2号車 | モハ19004 | 1985年9月20日新製(東急) |
1号車 | クハ10004 | 1985年9月20日新製(東急) |
補足情報
11004Fは1985年に8両編成として落成した編成で、1989年に新造中間車2両を組み込んで10両編成化が実施されていた。2019年1月28日にときわ台駅でホームと反対側のドアが開く事故が発生して以来運用を離脱していたが、結局修理を断念して廃車されることになった模様である。リニューアル工事は最後まで実施されなかった。10000型電車からは初めての廃車発生である。また、東武鉄道所属の10両固定編成としても初めての廃車となった。
代替の車両は現時点で投入されていないが、事故以来約3年11ヶ月間運用を離脱したままであり、もはや予備車として数えられない状況が続いていたため、特に問題はないとみられる。
今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。