新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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Y1682【JR埼京・川越線】宮ハエ31編成が廃車

2013年12月13日、埼京・川越線向け205系0番台6扉車組込編成の宮ハエ31編成が、廃車・海外譲渡のため、高崎駅から、新津車両製作所(新津駅)まで配給された。牽引はEF81-140。

今回廃車されたのは以下の10両

10号車 クハ205-17 1985年9月18日新製(東急)
9号車 モハ205-49 1985年9月18日新製(東急)
8号車 モハ204-49 1985年9月18日新製(東急)
7号車 モハ205-50 1985年9月18日新製(東急)
6号車 モハ204-50 1985年9月18日新製(東急)
3号車 サハ204-22 1991年11月15日新製(近車)
5号車 モハ205-51 1985年9月18日新製(東急)
4号車 モハ204-51 1985年9月18日新製(東急)
2号車 サハ204-23 1991年11月15日新製(近車)
1号車 クハ204-17 1985年9月18日新製(東急)

補足情報

埼京・川越線向け205系0番台の撤退は、予定全32編成中24編成目。

宮ハエ31編成は、2002年度に山手線から編成単位で転属してきた編成である。205系電車の転配計画を検討する過程で、当初は転属先の候補となっていた房総各線への転用が中止となったことで、房総各線用に割り当てる予定だった車両の再分配が実施され、埼京・川越線の増発用として1編成が割り当てられることになった。実際に割り当てられた東ヤテ17編成は、計画変更前は南武線に横ナハ33編成として転属する予定の車両だった。この編成が埼京線配置になった分は205系1200番台を用意することで対応したが、この編成に割り当てられるはずだった中原電車区の編成番号「33」は欠番のままとなっている。

転用に当たっては、埼京・川越線に所属している編成で順次実施されていた6扉車2両化も実施されたが、山手線時代に組み込んでいたサハ204-17ではなく(同車は宮ハエ9編成に組み込まれた)、元・東ヤテ22編成のサハ204-22と、元・東ヤテ23編成のサハ204-23を組み込んでいた。

今後はインドネシアのPT.KAI Commuter JABODETABEKへ譲渡される。埼京・川越線向け205系電車の譲渡は、予定全18編成中13編成目。なお、今回の配給にあたっては、3号車のサハ204-22号の連結位置を6号車と5号車の間に変更していた。

【廃車車両の車歴】
10~4・1号車:品川→山手(1985-11-01)→川越(2002-11-07)
3・2号車:山手→川越(2002-11-07)

追記

この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/10/13、作業コード:3-1590-4826-2882-3)

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