2022年11月下旬、新京成線向け8800形電車京成千葉線乗入対応車のくぬぎ山8801編成が、廃車・解体のため、くぬぎ山車両基地に入場した。
今回入場したのは以下の6両
1号車 | クハ8801-1 | 1985年12月7日新製(日車) |
2号車 | モハ8801-2 | 1985年12月7日新製(日車) |
3号車 | モハ8801-3 | 1985年12月7日新製(日車) |
4号車 | サハ8801-4 | 1985年12月7日新製(日車) |
5号車 | モハ8801-5 | 1985年12月7日新製(日車) |
6号車 | クハ8801-6 | 1985年12月7日新製(日車) |
補足情報
新京成線向け8800形電車の廃車は、1編成目。
この編成は1985年に落成した8800形電車の1次車で、8800形のトップナンバー編成である。落成当初は8両編成の旧8808編成だったが、2006年12月10日から京成千葉線への片乗り入れを開始することに対応するため、2006年11月6日に旧4号車のサハ8804(現・クハ8804-6)と旧6号車のモハ8806(現・モハ8804-5)を抜いて6両編成化が実施され、同時に改番と京成千葉線乗入対応工事も実施された。6両編成の組成順は16編成中1編成目で、8800形電車で初めて6両編成化された編成だった。機器更新工事とリニューアル工事はどちらも実施されておらず、老朽化を理由に80000形のくぬぎ山80036編成に置き換えられる形で廃車されることになった。8800形電車からは初めての廃車発生である。なお、80000形は京成千葉線への乗り入れに対応していないため、この編成の後継として8800形のくぬぎ山8815編成に京成千葉線乗入対応工事が実施されている。
今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。