2020年9月24日~26日、特急列車向け500系電車「Revaty」の春日部509F・510F・511Fが、製造元の川崎重工業車両カンパニー兵庫工場を出場し、兵庫駅から熊谷貨物ターミナル駅まで甲種輸送された。
今回甲種輸送されたのは以下の9両
春日部509F
3号車 | モハ509-1 | 2020年10月7日新製(川重) |
2号車 | サハ509-2 | 2020年10月7日新製(川重) |
1号車 | モハ509-3 | 2020年10月7日新製(川重) |
春日部510F
3号車 | モハ510-1 | 2020年10月8日新製(川重) |
2号車 | サハ510-2 | 2020年10月8日新製(川重) |
1号車 | モハ510-3 | 2020年10月8日新製(川重) |
春日部511F
3号車 | モハ511-1 | 2020年10月9日新製(川重) |
2号車 | サハ511-2 | 2020年10月9日新製(川重) |
1号車 | モハ511-3 | 2020年10月9日新製(川重) |
補足情報
2020年度は3編成の500系電車が導入される予定になっていたが、その3編成がまとめて甲種輸送された。500系電車の増備は約3年半ぶりである。
2017年に導入された1次車8編成は、2017年4月21日ダイヤ改正に合わせて運用入りし、同改正では300型や一部の6050型の置き換えが実施された。今回導入された2次車も、既存車両の置き換え用に充てられる可能性があり、今後の動向が注目される。
東武鉄道の新型車両導入に際して実施される甲種輸送は、高崎線熊谷貨物ターミナル駅でJR貨物から秩父鉄道へ引き渡され、秩父鉄道線で羽生駅まで輸送してから東武鉄道へ引き渡されることになっているが、甲種輸送のルートの一部である秩父鉄道三ヶ尻線三ヶ尻駅-熊谷貨物ターミナル駅間が2020年9月30日をもって貨物輸送を終了する予定になっているため、この経路で輸送される最後の車両になった。羽生駅到着後は、南栗橋車両管区南栗橋工場(東武インターテック南栗橋工場)へ搬入されるものと思われる。
追記
新製日を記載しました。(2021-11-14)
今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。