2020年6月8日、横須賀線・総武線快速電車向けE235系1000番台基本編成の横クラF-01編成が、新潟車両センター(越後石山駅)から、所属している鎌倉車両センター(大船駅)まで配給された。牽引はEF64-1030。
今回配給されたのは以下の11両
11号車 | クハE235-1001 | 2020年6月3日新製(J-TREC新津) |
10号車 | モハE235-1001 | 2020年6月3日新製(J-TREC新津) |
9号車 | モハE234-1001 | 2020年6月3日新製(J-TREC新津) |
8号車 | サハE235-1001 | 2020年6月3日新製(J-TREC新津) |
7号車 | モハE235-1201 | 2020年6月3日新製(J-TREC新津) |
6号車 | モハE234-1201 | 2020年6月3日新製(J-TREC新津) |
5号車 | サロE235-1001 | 2020年6月3日新製(J-TREC横浜) |
4号車 | サロE234-1001 | 2020年6月3日新製(J-TREC横浜) |
3号車 | モハE235-1301 | 2020年6月3日新製(J-TREC新津) |
2号車 | モハE234-1301 | 2020年6月3日新製(J-TREC新津) |
1号車 | クハE234-1001 | 2020年6月3日新製(J-TREC新津) |
補足情報
横須賀線・総武線快速電車向けE235系1000番台基本編成の落成は、予定全51編成中1編成目。
横須賀・総武線向けのE235系電車が登場した。横須賀・総武線では、1994年から1999年にかけて製造されたE217系電車が運用されているが、老朽化が進んでいるため、その置き換え用としてE235系電車が導入されることになった。E235系電車の導入は山手線(東京総合車両センター)に次ぐ2線区目であり、現行のE217系と同数の、基本(11両)編成51本と付属(4両)編成46本が導入される予定である。横須賀・総武線向けの最初の編成となったこの編成の普通車は、山手線向けのE235系0番台と同じくJ-TREC新津事業所で製造されたが、5号車と4号車は同所に製造設備の無い2階建てグリーン車であるため、J-TREC横浜事業所で製造された車両を組み込んでいる。
車両の設備としては、11号車と1号車の両方に電気連結器(電連)が装備されている。横須賀・総武線で通常運用する際は1号車側のみしか使用せず、E217系の基本編成は東海道線(国府津車両センター)で運用されたことのある編成を除いて11号車に電連を装備していないが、11号車側にも電連を装備した理由は不明である。客室扉には、E217系にはなかった半自動ドアボタンが設置されている。車内設備は、E217系では11~9号車がセミクロスシートとなっていたが、E235系では横須賀線の混雑悪化を受けて全ての普通車がロングシートになった。トイレは、E217系では11号車、5号車、1号車に設置されていたが、E235系では6号車、5号車、1号車に設置されている。扉上のLCDはE235系0番台よりも大きくなった模様であり、座席袖仕切りやつり革の形状なども0番台から変化している。
今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。