2019年4月9日~11日、目黒線向け3020系電車の元住吉3121Fが、製造元の総合車両製作所横浜事業所を出場し、逗子駅から長津田駅まで甲種輸送された。長津田駅到着後は、長津田検車区に搬入された。
今回甲種輸送されたのは以下の8両
1号車 | クハ3121 | 2019年4月22日新製(J-TREC横浜) |
2号車 | デハ3221 | 2019年4月22日新製(J-TREC横浜) |
3号車 | デハ3321 | 2019年4月22日新製(J-TREC横浜) |
4号車 | サハ3421 | 2019年4月22日新製(J-TREC横浜) |
5号車 | サハ3521 | 2019年4月22日新製(J-TREC横浜) |
6号車 | デハ3621 | 2019年4月22日新製(J-TREC横浜) |
7号車 | デハ3721 | 2019年4月22日新製(J-TREC横浜) |
8号車 | クハ3821 | 2019年4月22日新製(J-TREC横浜) |
補足情報
目黒線向け3020系電車の落成は、予定全3編成中1編成目。
今回、目黒線に11年ぶりの新造車が導入されることになった。東急電鉄では2022年度に東急新横浜線が開業し、同時に相鉄線との相互直通運転が開始されることになっているため、これに関連した車両新造が実施されることになった。東急が田園都市線向けに導入を進めている2020系の派生系列の3020系となり、8両編成3本が導入される予定である。
目黒線では直通他事業者(東京メトロ南北線・都営三田線・埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線)所属の車両で運転される列車も含め、2000年8月6日の目黒線誕生以降全ての営業列車が6両編成で運転されていたが、目黒線の混雑が悪化していることと、相鉄に6両編成の列車が存在しないことから、8両編成への増強が実施されることになった(東急所属の車両は全て対象)。実際に8両編成の列車が運転開始となるのは2022年度以降となるため、3020系はそれまで6両編成で運転されることになり、今回は8両編成で落成しているが、営業運転投入時にはサハ3421号とサハ3521号が外されることになるだろう。現時点で8両編成での落成となった理由は不明であるが、過去には東横線でも10両編成の運転が開始される約2年前に最初の10両編成が導入された例がある。
※本日(2019年4月14日)は、2回投稿いたします。
追記
新製日を記載しました。(2020-07-01)
この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/09/02、作業コード:5-3545-1010-1040-1)
今後の掲載予定
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