2010年5月18日、特急「成田エクスプレス」向け253系0番台6両編成の横クラNe-11編成・Ne101編成が、廃車のため、所属している鎌倉車両センター(大船駅)から長野総合車両センター(北長野駅)まで自力回送した。
今回廃車されたのは以下の12両
横クラNe-11編成
6号車 | クロ253-11 | 1991年3月18日新製(東急) |
5号車 | モハ253-111 | 1997年2月25日新製(東急) |
4号車 | モハ252-11 | 1997年2月25日新製(東急) |
3号車 | サハ253-11 | 1997年2月25日新製(東急) |
2号車 | モハ253-11 | 1991年3月18日新製(東急) |
1号車 | クモハ252-11 | 1991年3月18日新製(東急) |
横クラNe101編成
6号車 | クロ253-101 | 1991年1月9日新製(東急) |
5号車 | モハ253-112 | 1997年2月26日新製(東急) |
4号車 | モハ252-12 | 1997年2月26日新製(東急) |
3号車 | サハ253-12 | 1997年2月26日新製(東急) |
2号車 | モハ253-12 | 1991年1月9日新製(東急) |
1号車 | クモハ252-12 | 1991年1月9日新製(東急) |
補足情報
特急「成田エクスプレス」向け253系0・2000番台6両編成の撤退は、予定全14編成中1・2編成目。
253系電車は、1991年3月19日から運行開始された特急「成田エクスプレス」用として3両編成21本が用意されたが、この時、グリーン車にはクロ253形の0番台と100番台が登場していた。座席配列の違いが番台区分の理由となっており、0番台は11編成、100番台は10編成の用意となっていた。1992年度以降に新造中間車3両を組み込んでの6両編成化が開始された時には、0番台から順に6両編成化が実施されたが、1996年度の6連化第3弾では、2編成の6両編成化予定に対して、3両編成のままの0番台が1編成しか残っていなかったことから、初めて100番台編成からも6連化が実施されることになり、この時に6両編成化が実施されたのが、0番台のNe-11編成と、100番台のNe101編成だった。その後、3両編成の更なる6連化は実施されなかったため、横クラNe101編成は100番台で唯一の6両編成となっていた。2003年に3両編成のクロ253形100番台は半室グリーン車のクロハ253形0番台に改造されたため、これ以降、横クラNe101編成のクロ253-101は唯一のクロ253形100番台にもなっていた。
【廃車車両の車歴】
全車両:大船→鎌倉(2000-07-01)
追記
この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/08/25、作業コード:3-4080-6020-4051-2)
今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。