2019年9月4日~6日、目黒線向け3000系電車の元住吉3008Fと、大井町線向け6000系電車の長津田6101F・6102Fに組み込まれていた中間車各1両が、改造工事施工のため、長津田駅から逗子駅まで甲種輸送された。逗子駅到着後は、総合車両製作所横浜事業所に入場した。
今回甲種輸送されたのは以下の8両
元住吉3008F
1号車 | クハ3008 | 2000年8月6日新製(東急) |
2号車 | デハ3258 | 2000年8月6日新製(東急) |
3号車 | デハ3208 | 2000年8月6日新製(東急) |
4号車 | サハ3508 | 2000年8月6日新製(東急) |
5号車 | デハ3408 | 2000年8月6日新製(東急) |
6号車 | クハ3108 | 2000年8月6日新製(東急) |
補足情報
目黒線向け3000系電車の相鉄線直通対応工事入場は、予定全13編成中1編成目。
2022年度に予定されている東急新横浜線開業と、相鉄線との相互直通運転開始に関連し、目黒線所属の車両の改造が開始されることになった。改造第1号は、3000系の3008Fである。2022年度には相鉄線との相互直通運転だけでなく、目黒線で8両編成の運転が開始されることになり、それまでに東急所属車は全て8両編成化する計画となっているため、この2点について既存車両の改造工事を実施することになった。今回のJ-TREC入場では、相鉄の保安機器搭載や、増結用中間車組み込みの準備工事の実施などが行われるものと思われる。
同時に入場した6000系電車2両は、2019年度に新造のQ SEAT車両と差し替えられたため余剰となった車両である。2両とも2017年度実施の大井町線急行7両化に伴って落成した増結中間車だったことから車齢はまだ浅く、改造した上で新たな用途に活用されることになった模様である。今回の改造メニューは不明であるが、Q SEAT車両に改造して他の編成の3号車と組み換えることや、搭載している機器や車体構造が近い5080系に8連化用増結中間車として編入することなどが予想される。
※本日(2019年9月10日)は、2回投稿いたします。
今後の掲載予定
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