2014年10月24日、横浜線向け205系0番台の横クラH27編成が、廃車・海外譲渡のため、所属している鎌倉車両センター(大船駅)から総合車両製作所新津事業所(新津駅)まで配給された。牽引はEF64-1031。
今回廃車されたのは以下の8両
8号車 | クハ205-30 | 1986年2月20日新製(川重) |
7号車 | モハ205-88 | 1986年2月20日新製(川重) |
6号車 | モハ204-88 | 1986年2月20日新製(川重) |
5号車 | サハ205-59 | 1986年2月20日新製(川重) |
4号車 | モハ205-90 | 1986年2月20日新製(川重) |
3号車 | モハ204-90 | 1986年2月20日新製(川重) |
2号車 | サハ204-30 | 1991年11月21日新製(近車) |
1号車 | クハ204-30 | 1986年2月20日新製(川重) |
補足情報
横浜線向け205系0番台の撤退は、予定全28編成中28編成目。
横浜線(鎌倉車両センター)向け205系電車は消滅した。同時にサハ204形(205系電車6扉車)も消滅した。
横クラH27編成は、2001年度~2005年度に実施された205系電車の大転配計画で、横浜線の増発用として山手線から横浜線へ転属した編成であり、サハ204形0番台として唯一、埼京・川越線ではなく横浜線に配置された車両となった。横浜線では、2003年7月26日の転入から約11年3ヶ月間使用された。
一時は運用復帰と疎開を繰り返して小山駅構内(3回)に疎開していた時期もあったが、最終的な運用離脱後は小山駅構内(4・5回目)、茅ヶ崎運輸区、尾久車両センターの順に疎開していた。
今後はインドネシアのPT.KAI Commuter JABODETABEKに譲渡される。横浜線からは22編成目、JR東日本205系電車としては通算349~356両目(埼京線180両、横浜線176両)。1号車車両のクハ205-30号については、元横クラH28編成の2号車だったサハ205-30号(横浜線)と番号重複が発生する。また、2号車のサハ204-30号と1号車のクハ204-30号については、同一編成内で番号重複が発生する。これは、インドネシアでは、クハ、モハ、サハといった日本語表記を除去するためである。
【廃車車両の車歴】
全車両:山手→鎌倉(2003-07-26)
追記
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