2022年8月8日、東横線向け5050系電車10両編成Q SEAT車連結編成の元住吉4112Fが、10両編成化工事を終えて長津田検車区を出場した。
今回出場したのは以下の10両
1号車 | クハ4112 | 2007年7月1日新製(東急) |
2号車 | デハ4212 | 2007年7月1日新製(東急) |
3号車 | デハ4312 | 2007年7月1日新製(東急) |
4号車 | サハ4412 | 2022年7月1日新製(J-TREC横浜) |
5号車 | デハ4512 | 2022年7月1日新製(J-TREC横浜) |
6号車 | サハ4612 | 2007年7月1日新製(東急) |
7号車 | サハ4712 | 2007年7月1日新製(東急) |
8号車 | デハ4812 | 2007年7月1日新製(東急) |
9号車 | デハ4912 | 2007年7月1日新製(東急) |
10号車 | クハ4012 | 2007年7月1日新製(東急) |
補足情報
東横線向け5050系電車としては12編成目の10両編成組成となった。
相鉄線直通対応工事を終えてJ-TREC横浜事業所を出場した時は、旧5166Fは8両全て4112Fに改番した状態になっており、車体外側に車番表記のない詳細不明の新造車2両を連結した10両で甲種輸送が実施されていた。その後、2023年度から東横線の一部列車でQ SEATサービスを開始することが公表され、長津田検車区で新造車のラッピング作業が実施されたことで、詳細不明の新造車2両はいずれも4112F向けのQ SEAT車であることが判明した。
今回組み込まれたサハ4412、デハ4512は、Q SEATサービスに対応するためロングシートとクロスシートを切り替えて運行することが可能となっている。東急電鉄では大井町線の6000系一部編成と6020系に既に組み込んでおり、今回新造された車両は6000系のQ SEAT車をベースに一部改良を加えた設計になった模様である。
なお、今回8両編成の5166Fが10両編成の4112Fになったことで、東横線所属の5000系・5050系は、10両編成12本(4101F~4112F)・8両編成28本(5118F・5119F・5121F・5122F・5151F~5154F・5157F~5165F・5167F~5172F・5174F~5178F)の体制になった。2023年3月に予定されている東急新横浜線開業と相鉄線との相互直通運転開始に伴って、8両編成の運用数を削減して10両編成の運用数が増加することが予想される。
追記
4・5号車の新製日を記載しました。(2022-12-21)
今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。