2021年6月28日、田園都市線向け8500系電車東武線乗入対応車の長津田8635Fが、廃車・解体のため、所属している長津田検車区から長津田車両工場(東急テクノシステム長津田工場)まで自力回送した。
今回廃車されたのは以下の10両
1号車 | デハ8635 | 1986年1月28日新製(東急) |
2号車 | デハ8783 | 1986年1月28日新製(東急) |
3号車 | サハ8969 | 1986年1月28日新製(東急) |
4号車 | デハ8888 | 1986年1月28日新製(東急) |
5号車 | デハ8784 | 1986年1月28日新製(東急) |
6号車 | デハ8889 | 1986年1月28日新製(東急) |
7号車 | デハ8785 | 1986年1月28日新製(東急) |
8号車 | サハ8970 | 1986年1月28日新製(東急) |
9号車 | デハ8890 | 1986年1月28日新製(東急) |
10号車 | デハ8535 | 1986年1月28日新製(東急) |
補足情報
2020系電車導入に伴う田園都市線向け8500系電車の撤退は、予定全24編成中17編成目。
8635Fは、1985年度に17-2次車として田園都市・新玉川線(現・田園都市線)10両編成で導入された2編成のうちの1本であり、新製当初から35年間に亘って編成組み換えや転属をせずに運用され続けていた編成だった。全車両が軽量ステンレス車体で、4号車には車番がぞろ目のデハ8888号が連結されていた。2006年頃には約1年間だけLED式の種別表示器と行先表示機がフルカラー表示対応のものに交換されていたが、大井町線の8500系と交換する形で3色表示タイプに戻された。今後は千葉県内の施設まで陸送の後に解体されるものと思われる。
今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。