2020年3月4日、日比谷線向け03系電車5扉車非組込編成の千住第36編成(03-136F)が、廃車のため、千住検車区竹ノ塚分室から、渡瀬北留置線(東武鉄道資材管理センター北館林解体所)まで自力回送した。
今回廃車されたのは以下の8両
8号車 | CT1 | 03-136 | 1994年5月22日新製(東急) |
7号車 | M1 | 03-236 | 1994年5月22日新製(東急) |
6号車 | M2 | 03-336 | 1994年5月22日新製(東急) |
5号車 | Tc | 03-436 | 1994年5月22日新製(東急) |
4号車 | T'c | 03-536 | 1994年5月22日新製(東急) |
3号車 | M1 | 03-636 | 1994年5月22日新製(東急) |
2号車 | M2 | 03-736 | 1994年5月22日新製(東急) |
1号車 | CT2 | 03-836 | 1994年5月22日新製(東急) |
補足情報
日比谷線向け03系電車の廃車は、予定全42編成中42編成目。
この編成は2020年2月28日のB1858S(中目黒発 北千住行)が最後の営業運転となった。
日比谷線で最後まで運用に残っていた03系がついに廃車となった。03系には3扉車と5扉車が混在していたことと、相互直通運転を実施している東武線内では18メートル車と20メートル車が混在していることがホームドア導入の障壁になっていたことから、2017年から20メートル4扉車の新型車両・13000系を導入することで03系の置き換えが開始された。13000系の導入に伴って順次置き換えが進む中で、03-136Fが最後まで運用に残る03系となっていたが、今回ひっそりと引退の時を迎えることになった。
この編成は2014年11月にB修工事が施工されているため、今後の動向が注目される。
※本日(2020年3月9日)は、2回投稿いたします。
今後の掲載予定
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