2023年1月31日、半蔵門線向け8000系電車の鷺沼第02編成(8102F)が、廃車・解体のため、所属している鷺沼検車区から渡瀬北留置線(東武鉄道資材管理センター北館林解体所)まで自力回送した。
今回廃車されたのは以下の10両
1号車 | CT1 | 8102 | 1981年3月3日新製(東急) |
2号車 | M1 | 8202 | 1981年3月3日新製(東急) |
3号車 | T3 | 8302 | 1981年3月3日新製(東急) |
4号車 | M1 | 8402 | 1981年3月3日新製(東急) |
5号車 | Mc2 | 8502 | 1981年3月3日新製(東急) |
6号車 | Tc1 | 8602 | 1994年7月17日新製(日車) |
7号車 | T2 | 8702 | 1994年7月17日新製(日車) |
8号車 | M1 | 8802 | 1981年3月3日新製(東急) |
9号車 | M2 | 8902 | 1981年3月3日新製(東急) |
10号車 | CT2 | 8002 | 1981年3月3日新製(東急) |
補足情報
半蔵門線向け8000系電車の廃車は、予定全19編成中11編成目。
今回廃車されたのは1次車編成の8102Fである。8000系投入当初の予定では(少なくとも1987年頃までは)この編成が10両編成化される計画はなく、他の編成向けに新造された中間車を暫定的に組み込んだことはあっても正式な10両編成を組むことは無かったが、1994年に半蔵門線(および相互直通運転先の東急新玉川線も)の全列車が10両編成化されることになったため、6次車として新造された中間車2両を組み込んで正規の10両編成を組成した。B修工事は2006年11月20日に新木場カーリニューアルで実施された。施工順は5編成目で、前期施工グループに当たる。この編成はデジタル無線対応工事が実施されていないため、2022年11月19日に東武線でデジタル無線への一時的な切り換えが行われて以降はアナログ無線による運行が実施された日も含めて東武線への直通運転が禁止されていたが、今回の廃車回送に関してはアナログ無線での運行が行われている日に自力走行で実施された。
今後の掲載予定
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