2016年6月10日、千代田線向け6000系電車3両編成の綾瀬第60編成(ハイフン車)が、所属している綾瀬検車区から、和光検車区新木場分室まで自力回送した。
今回撤退したのは以下の3両
| 1号車 | CT | 6000-1 | 1968年4月16日新製(汽車) |
| 2号車 | M1 | 6000-2 | 1968年4月16日新製(汽車) |
| 3号車 | CM2 | 6000-3 | 1968年4月16日新製(汽車) |
補足情報
この編成は2014年5月16日のB2498S2(綾瀬発 北綾瀬行)が最後の営業運転となった。
この編成は6000系電車の1次試作車で構成されており、製造当初は東西線で、後に千代田線に転じて各種試験に使用された。試験した内容の中でも、VVVFインバータを搭載した試験走行は日本で初めての試みとされている。1979年に北綾瀬支線が旅客営業を開始した後は5000系電車と共に北綾瀬支線専用の車両として使用されており、機器類も全てではないものの多くが5000系電車に合わせた仕様のものへと交換された。なお、3両編成であることから全て10両編成で運転されている本線では営業運転に使用されなかったが、臨時列車として営業運転に使用されたことはある。
2014年の営業運転離脱後は長らく綾瀬検車区にて5000系電車の綾瀬第61編成(5951F)と共に留置されていたものの、今回新木場CRへ回送されたことで、今後の動向が注目される。
追記
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