2016年4月8日、東上線・越生線向け8000系電車4両編成ワンマン運転対応編成の森林公園81112Fが、廃車・解体のため、所属している森林公園検修区から、渡瀬北留置線(資材管理センター北館林解体所)まで自力回送した。秩父鉄道線内は、秩父鉄道のATSに対応した南栗橋8506Fを先頭に連結して運転された。
今回廃車されたのは以下の4両
4号車 | クハ81112 | 1982年2月13日新製(東急) |
3号車 | モハ82112 | 1982年2月13日新製(東急) |
2号車 | モハ83112 | 1982年2月13日新製(東急) |
1号車 | クハ84112 | 1982年2月13日新製(東急) |
補足情報
81112Fは東上線が新製配置であるが、一時期伊勢崎線系統に移籍したこともあった。2002年7月23日に修繕工事が施工されている。東上線・越生線では、2003年11月14日の転入から約12年5ヶ月間使用された。ワンマン運転対応車からは初めての廃車となったほか、8000系電車のインフレナンバー車が編成単位で廃車となったのも初めてである。
2005年3月17日の東上線一部区間(小川町~寄居間)のワンマン運転化、2008年6月14日の越生線全区間のワンマン運転化に伴い、この編成はこの両線のワンマン運転に対応していたが、最近は故障が頻発するなど車両の状態が悪かったこともあり、2016年3月26日のダイヤ改正で行われた運用削減に伴って廃車されることになった。ワンマン運転に対応した8000系電車が廃車されるのは初めてである。
追記
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