新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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Y1980【JR南武線】横ナハ51編成が廃車

2014年11月20日南武線向け205系1200番台の横ナハ51編成が、廃車・解体のため、疎開していた国府津車両センター(国府津駅)から、長野総合車両センター(北長野駅)まで配給された。牽引はEF64-1030。

今回廃車されたのは以下の6両

1号車 クハ205-1206 1985年9月5日新製(川重)
2号車 モハ205-40 1985年9月5日新製(川重)
3号車 モハ204-40 1985年9月5日新製(川重)
4号車 モハ205-46 1985年9月11日新製(日立)
5号車 モハ204-46 1985年9月11日新製(日立)
6号車 クハ204-1206 1985年9月5日新製(川重)

補足情報

南武線向け205系0・1200番台の廃車は、2編成目。

横ナハ49編成は、先頭車化改造車の205系1200番台であり、両先頭車の種車は元・東トウ14編成のサハ205-27・28だった。中間車は、モハ205/204-40が元・東トウ14編成で、モハ205/204-46が元・東トウ16編成だった。山手線から南武線に転属した編成で唯一、中間車4両が複数の編成から転属した車両であったが、これは当初計画では南武線ではなく八高・川越線(川越車両センター)へ配属される予定の車両だったためである。クハ205/204-1206と、モハ205/204-40は、それぞれ車番を3006として、モハ205/204-46は、サハ205/204-31・32(現・武蔵野線)とともに車番を3007として、八高・川越線へ配属する予定であったが、2004年10月16日ダイヤ改正で埼京・川越線(川越車両センター)の運用数が増加したことに伴って、山手線から武蔵野線へ転属する予定だった車両のうち10両が埼京・川越線配置に予定変更となり、同時に運用数が削減された東京臨海高速鉄道から購入した車両などを用いて209系3100番台を4両編成2本組成したため、205系3000番台の改造が2本取りやめとなっていた。当初は8両編成で武蔵野線(京葉車両センター)に配属される予定となっていたが、武蔵野線に改造先頭車が在籍していないため、原型先頭車と改造先頭車の混在している南武線に配置して南武線の原型先頭車の編成を武蔵野線へ転用することになって組成されたのがこの横ナハ51編成だった。改造は秋田総合車両センターで行われ、南武線では2005年3月18日の転入から約9年8ヶ月間運用された。

配給輸送に備えて、2014年11月18日に所属している中原電車区から、国府津車両センターまで自力回送で疎開していた。

【廃車車両の車歴】
全車両:品川→山手(1985-11-01)→東京(2004-06-01)→中原(2005-03-18)

追記

この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/10/15、作業コード:3-1500-7171-0909-7)

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