2021年4月1日、田園都市線向け8500系電車東武線乗入対応車の長津田8634Fが、廃車・解体のため、所属している長津田検車区から長津田車両工場(東急テクノシステム長津田工場)まで自力回送した。
今回廃車されたのは以下の10両
1号車 | デハ8634 | 1985年5月3日新製(東急) |
2号車 | デハ8778 | 1985年5月3日新製(東急) |
3号車 | サハ8967 | 1985年5月3日新製(東急) |
4号車 | デハ8894 | 1986年3月8日新製(東急) |
5号車 | デハ8789 | 1986年3月8日新製(東急) |
6号車 | デハ8886 | 1985年5月3日新製(東急) |
7号車 | デハ8790 | 1986年3月8日新製(東急) |
8号車 | サハ8968 | 1985年5月3日新製(東急) |
9号車 | デハ8887 | 1985年5月3日新製(東急) |
10号車 | デハ8534 | 1985年5月3日新製(東急) |
補足情報
2020系電車導入に伴う田園都市線向け8500系電車の撤退は、予定全24編成中14編成目。
8634Fは1984年度に落成した16-3次車の編成で、落成当初は暫定的に東横線で運用されていたため7両編成を組成していた。1985年度に田園都市・新玉川線(現・田園都市線)に転属し、17-2次車として新造された3両を組み込んで10両編成化された。1987年10月に2代目TOQ-BOX号になり(初代は8635F)、前面部には装飾が、側面には赤帯が入れられた。2005年に行先表示機のフルカラー式LED化、車内案内用LED表示機の設置、自動放送装置の搭載が行われたが、2008年に先頭部の行先表示機は3色表示式のものに戻されていた。2010年6月に前面装飾は撤去されたが、かつてTOQ-BOX車に指定されていた名残の側面の赤帯は最期まで残された状態のまま運用されていた。
※本日(2021年4月4日)は、2回投稿しました。
追記
補足情報を修正しました。(2021-04-04)
今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。