新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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H0436【JR武蔵野線】千ケヨM6編成が廃車

2020年8月26日、武蔵野線向け205系5000番台の千ケヨM6編成が、廃車・海外譲渡のため、所属している京葉車両センター(新習志野駅)から蘇我駅まで配給された。牽引はEF81-134。

今回廃車されたのは以下の8両

1号車 クハ205-47 1988年2月18日新製(日立)
2号車 モハ205-5011 1988年2月18日新製(日立)
3号車 モハ204-5011 1988年2月18日新製(日立)
4号車 サハ205-93 1988年2月18日新製(日立)
5号車 サハ205-94 1988年2月18日新製(日立)
6号車 モハ205-5012 1988年2月18日新製(日立)
7号車 モハ204-5012 1988年2月18日新製(日立)
8号車 クハ204-47 1988年2月18日新製(日立)

補足情報

武蔵野線向け205系0・5000番台の撤退は、予定全42編成中39編成目。

今回廃車となった千ケヨM6編成は、元山手線の東ヤテ47編成を8両編成に短縮して組成された編成であり、2003年12月13日に改造されてから、武蔵野線では約16年8ヶ月間使用された。2・3号車のモハ205/204-5011号はモハ205/204-139号から改造され、6・7号車のモハ205/204-5012号はモハ205/204-141号から改造された。モハ204-5011号・5012号ともMG(電動発電機)搭載車である。

この編成は2020年8月24日の783E(府中本町発 各駅停車 新習志野行)が最後の営業運転となった。

今後は、インドネシアのPT.Kereta Commuter Indonesiaへ譲渡される。武蔵野線からは305~312両目となり、JR東日本205系電車としては通算781~788両目(埼京・川越線180両、横浜線176両、南武線120両、武蔵野線312両)となる。8号車車両のクハ204-47号については、元宮ハエ24編成の2号車だったサハ204-47号(埼京・川越線)と番号重複が発生する。これは、インドネシアでは、クハ、モハ、サハといった日本語表記を除去するためである。

武蔵野線向け205系0・5000番台のインドネシア譲渡に当たっては、京葉車両センターで前面行先表示機と編成番号札を模した特別装飾を施している。今回、行先表示はJakarta(ジャカルタ)で背景には金魚のイラストが描かれ、編成札は武蔵野線205系電車の通常の編成札を模したものだった。

【廃車車両の車歴】
全車両:山手→豊田(2003-12-13)→京葉(2004-03-13)

今後の掲載予定

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