2019年1月8日、千代田線向け6000系電車10両編成の綾瀬第02編成(6102F)が、所属している綾瀬検車区から新木場CR(メトロ車両工事事務所)まで自力回送した。
今回撤退したのは以下の10両
1号車 | CT1 | 6102 | 1971年2月5日新製(川重) |
2号車 | M1 | 6302 | 1971年2月5日新製(川重) |
3号車 | M2 | 6402 | 1971年2月5日新製(川重) |
4号車 | Tc1 | 6502 | 1971年2月5日新製(川重) |
5号車 | M1 | 6702 | 1971年2月5日新製(川重) |
6号車 | M2 | 6802 | 1971年2月5日新製(川重) |
7号車 | Tc2 | 6602 | 1971年2月5日新製(川重) |
8号車 | T2 | 6202 | 1971年2月5日新製(川重) |
9号車 | M1 | 6902 | 1971年2月5日新製(川重) |
10号車 | CM2 | 6002 | 1971年2月5日新製(川重) |
補足情報
千代田線向け6000系電車の撤退は、予定全35編成中35編成目。
16000系後期車導入に伴う撤退は19編成目。
6102Fは、1971年3月20日の大手町-霞ケ関間開業と千代田線10両編成化、同年4月20日の綾瀬-北千住間開業に伴って導入された1次車編成である。6101Fは、10両中6両が2次試作車のため、この編成が量産トップナンバー編成となる。新製日は1971年2月5日で、6103F・6104F・6106F・6107F・6109F・6111Fとともに営団地下鉄で初めての10両一括新造となり、1次車扱いの増結用中間車4両を組み込んだ第01編成とともに、営団地下鉄で初めての10両貫通編成となった。1996年7月17日にB修工事とVVVFインバータ化(6M4T)改造工事を施工、2012年1月13日に電動車の組み込み位置を変更する工事を実施したが、2015年度から2017年度にかけて導入された16000系電車後期編成(16117F~16137F)によって置き換えられることになった。しかし、千代田線のホームドア設置に伴う車両改造の予備車を確保するため、6130Fとともに16000系電車の導入終了後も1年以上営業運転を続けていた。今回、小田急電鉄所属車の改造工事が終了し、東京メトロ所属車による小田急電鉄持ちの運用の代走(2運用が指定され、通常は16000系電車が充当された)が行われなくなったため、2編成が残っていた6000系電車は撤退することになった。
この編成は定期列車での運用終了後に土休日限定で行われた特別運転では日曜日に運用され、2018年11月11日が最後の営業運転となった。
追記
この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/11/19、作業コード:3-3515-0010-0000-1)
今後の掲載予定
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