新東京周辺鉄道車両速報ブログ

東京周辺の電車の新製・転属・廃車などに関する情報をまとめるブログです。

Y3360【東急池上線・多摩川線】雪が谷7906Fが廃車

2018年10月23日、池上線・東急多摩川線向け7700系電車の雪が谷7906Fが、廃車のため、所属している雪が谷検車区から長津田車両工場(東急テクノシステム長津田工場)まで回送した。保安機器の都合で、全区間でTOQ-iを連結した。

今回廃車されたのは以下の3両

1号車 クハ7906 1966年2月13日新製(東急)
2号車 デハ7806 1965年3月25日新製(東急)
3号車 デハ7706 1966年2月13日新製(東急)

補足情報

池上線・東急多摩川線向け7700系電車の廃車は、予定全12編成中10編成目。

クハ7906号の種車はデハ7041号、デハ7806号の種車はデハ7156号、デハ7706号の種車はデハ7042号。全車両が東横線(地下鉄日比谷線直通運転非対応)を新製配置としている。クハ7906号とデハ7706号は1987年12月1日付で先行改造され、7904F(4両編成)と連結した6両編成で大井町線に配置された。デハ7156号は1985年3月2日に大井町線へ転属しており、1988年11月12日付でデハ7806号に改造された。その後は大井町線で暫定使用の後、1989年3月19日付で4両編成対応工事の終わった目蒲線へ転属し、2000年8月6日の目蒲線分断後は3両編成に短縮して東急多摩川線、および東急多摩川線と共通運用化された池上線で使用された。

今回、2代目7000系電車の7次車が導入されたことに伴い、池上線・東急多摩川線向け7700系電車の残存6編成は全て置き換えられることになり、この編成はそのうちの4番目の撤退車両となった。最後の営業運転は、2018年10月23日の013-081(五反田発 各停 雪が谷大塚行)だった。今後は、2両編成に短縮して養老線管理機構へ譲渡され、養老鉄道養老線で使用されることになる。

※本日(2018年10月28日)は、2回投稿しました。

追記

この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/12/05、作業コード:5-2005-9070-5281-8)

今後の掲載予定

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