新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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Y3303【JR特急】宮オオB4編成が廃車

2018年9月11日、185系200番台6両編成の宮オオB4編成が、廃車・解体のため、所属している大宮総合車両センター東大宮センター(東大宮操車場駅)から、長野総合車両センター(長野駅)まで自力回送した。

今回廃車されたのは以下の6両

6号車 クハ185-307 1982年3月2日新製(近車)
5号車 モハ185-213 1982年3月2日新製(近車)
4号車 モハ184-213 1982年3月2日新製(近車)
3号車 モハ185-214 1982年3月2日新製(近車)
2号車 モハ184-214 1982年3月2日新製(近車)
1号車 クハ185-207 1982年3月2日新製(近車)

補足情報

宮オオB4編成は、新前橋電車区が新製配置で、東北本線高崎線上野口での運用に使用されたが、1990年3月10日ダイヤ改正で田町電車区に転属した。田町電車区では踊り子号用として使用されたほか、はまかいじ号に充当するため京浜東北根岸線区間で使用することになるATCを1996年3月27日に搭載していた。

しかし、2013年3月16日ダイヤ改正で旧・田町車両センターが消滅し、田町所属の185系電車が大宮総合車両センター東大宮センターに転属した頃から、185系電車の編成組み換えが行われるようになった。宮オオB4編成は200番台の7両編成であったが、2013年6月28日にグリーン車を抜き取りモノクラスの6両編成を組成した。以降は定期運用を失い波動輸送用として運用された。

波動輸送用としては、185系A編成がグリーン車を2両組み込んだ10両編成であることから、グリーン車を組み込まない10両編成が必要な場合に、宮オオB7編成(4両編成)と連結して運用された。宮オオB5編成(6両)+宮オオC7編成(4両)とともに、ムーンライトながら号をはじめとした、10両編成で運転される列車によく充当された編成であるが、宮オオB7編成とは連結せずに6両単独で運用されたこともある。

今回、踊り子号がE257系電車へ置き換えられるのに先立って波動輸送で使用される車両にも変化があり、松本車両センター所属のE257系0番台と幕張車両センター所属のE257系500番台を運用する回数が増加したため、波動輸送用の車両の整理が行われた結果、この編成は廃車されることになった。6両編成の185系電車は5編成が組成されたが、撤退するのはこの編成が2編成目である。また、ATC搭載車は宮オオB5編成のみとなった。

【廃車車両の車歴】
全車両:新前橋→田町(1990-03-10)→大宮(2013-03-16)

※本日(2018年9月14日)は、2回投稿しました。

追記

この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/12/02、作業コード:4-4020-8050-3022-8)

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