2015年5月15日、南武線向け205系0番台の横ナハ4編成が、廃車・海外譲渡のため、疎開していた国府津車両センター(国府津駅)から、総合車両製作所新津事業所(新津駅)まで配給された。牽引はEF64-1030。
今回廃車されたのは以下の6両
1号車 | クハ205-88 | 1989年3月8日新製(川重) |
2号車 | モハ205-235 | 1989年3月8日新製(川重) |
3号車 | モハ204-235 | 1989年3月8日新製(川重) |
4号車 | モハ205-21 | 1985年7月16日新製(日立) |
5号車 | モハ204-21 | 1985年7月16日新製(日立) |
6号車 | クハ204-88 | 1989年3月8日新製(川重) |
補足情報
南武線向け205系0・1200番台の撤退は、予定全32編成中12編成目。
今後はインドネシアのPT.KAI Commuter JABODETABEKに譲渡される。南武線からは2編成目、JR東日本205系電車としては通算363~368両目(埼京線180両、横浜線176両、南武線12両)。この編成の4・5号車車両は、インドネシアへ輸出される205系電車としては元横浜線横クラH28編成を抜いて最も古い車両となる。
この編成の4・5号車には元々モハ205/204-236が組み込まれていたが、2008年10月26日に中原電車区で発生した事故によって故障したため2010年6月16日付で廃車となっていた。モハ205/204-21は元々横ナハ48編成の4・5号車に組み込まれていたが、この編成は仙石線の103系電車置き換え用として南武線から転出しており(現・仙センM19編成)、4両編成へ短縮するに当たって余剰となった車両が事故車両と差し替えられてこの編成に組み込まれ、2009年8月24日より営業運転に復帰していた。
4・5号車車両は2004年1月26日の転入から約11年4ヶ月間、南武線(中原電車区)に在籍した。
【廃車車両の車歴】
1~3・6号車:中原(転属歴なし)
全車両:品川→山手(1985-11-01)→中原(2004-01-26)
追記
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