2015年8月9日、千代田線向け06系電車の綾瀬第71編成(06-101F)が、廃車のため、所属している綾瀬検車区から新木場CR(メトロ車両工事事務所)まで自力回送した。
今回廃車されたのは以下の10両
1号車 | CT1 | 06-101 | 1992年2月16日新製(川重) |
2号車 | M1 | 06-201 | 1992年2月16日新製(川重) |
3号車 | T | 06-301 | 1992年2月16日新製(川重) |
4号車 | M2 | 06-401 | 1992年2月16日新製(川重) |
5号車 | Tc1 | 06-501 | 1992年2月16日新製(川重) |
6号車 | Tc2 | 06-601 | 1992年2月16日新製(川重) |
7号車 | M3 | 06-701 | 1992年2月16日新製(川重) |
8号車 | T' | 06-801 | 1992年2月16日新製(川重) |
9号車 | M1 | 06-901 | 1992年2月16日新製(川重) |
10号車 | CT2 | 06-001 | 1992年2月16日新製(川重) |
補足情報
06系電車は1992年度に有楽町線向けの07系電車と兄弟形式として同時に登場し、日本で初めてIGBT-VVVFを採用した車両だった。07系は最終的に6編成が導入されたが06系は増備されることなく1編成のみの在籍となった。07系は副都心線開業と有楽町線のホームドア設置に対応できないため2006年から2009年にかけて順次東西線へ転用されたが、06系は転属せずに廃車されることになった。末期は故障の影響で運用にも入っていなかった模様であり、16000系の導入が再開されることに伴い、6000系よりも先に撤退することになった。また、この編成の廃車により、2004年4月1日の東京メトロ発足後初めての形式消滅は06系になった。
追記
この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/11/19、作業コード:3-1585-9000-0030-3)
今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。