2011年10月15日、房総各線向け113系0・2000番台4両編成の千マリ116編成が、廃車・解体のため、長野総合車両センターに入場した。
今回廃車されたのは以下の4両
| 4号車 | クハ111-230 | 1976年5月14日新製(川重) |
| 3号車 | モハ113-2094 | 1981年9月21日新製(東急) |
| 2号車 | モハ112-2094 | 1981年9月21日新製(東急) |
| 1号車 | クハ111-2049 | 1980年4月12日新製(川重) |
補足情報
209系転入に伴う房総各線向け113系4両編成の撤退は、予定全43編成中43編成目。
JR東日本最後の113系電車が廃車された。最後の編成となった千マリ116編成は、かつて東海道線所属の基本編成だった横コツK69編成を4両編成に短縮して組成された編成であり、東海道線時代も最後まで営業運転に充当された編成であった(定期運用最終日まで運用された編成は他にもあるが、一番遅い時間まで営業運転に入っていたのが横コツK69編成だった)が、奇しくも房総各線でも最後に残る編成となった。
今回の長野総合車両センター入場に当たっては、これまでは自力回送としていたところ、最後の編成であることから団体臨時列車として、幕張車両センター(津田沼駅)かに長野総合車両センター(長野駅)まで運転され(搭載しているATSの都合により内規で営業運転のできない越後湯沢駅-直江津駅間を除く)、長野駅到着後に長野総合車両センターに入場した。同所に入場後まもなく除籍され、解体されることになる。
【廃車車両の車歴】
4号車：大船→国府津(1980-10-01)→田町(1984-04-27)→国府津(1990-03-10)→幕張(2006-04-03)
3・2号車：田町→国府津(1990-03-10)→幕張(2006-04-03)
1号車：国府津→田町(1986-11-01)→国府津(1990-11-01)→幕張(2006-04-03)
追記
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