2022年10月4日、1000形電車4両編成の海老名1058×4が、廃車・解体のため、大野総合車両所に入場した。
今回廃車されたのは以下の4両
4号車 | クハ1058 | 1988年2月26日新製(川重) |
3号車 | デハ1008 | 1988年2月26日新製(川重) |
2号車 | デハ1108 | 1988年2月26日新製(川重) |
1号車 | クハ1158 | 1988年2月26日新製(川重) |
補足情報
1000形電車4両編成の廃車は、8編成目。
この編成は、1987年度に導入された1次車編成であり、2012年に箱根登山鉄道線の標準塗装であるレーティッシュカラーに変更されて以降は、主に同線で運用されていた。2014年度に1000形電車のリニューアル工事が開始された当初はリニューアルの対象に含まれていた模様であるが、5000形電車の導入に伴い、結局リニューアル工事が施工されないまま廃車されることになった。この編成は喜多見5061×10に置き換えられる形で運用から離脱したものと思われる。この編成の離脱に伴って1000形電車の未更新車が消滅し、同時に小田急電鉄所属の営業用車両から電磁直通ブレーキを装備した車両が消滅した。現在、主に箱根登山鉄道線で運転される4両編成単独運用には標準カラーの1000形更新車が充当されており、小田急電鉄所属の車両からレーティッシュカラーの車両も消滅することになった。今後は群馬県内の施設まで陸送の後に解体されるものと思われる。
今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。