2021年6月18日~19日、東海道線系統特急列車向け185系0番台基本編成の宮オオA6編成が、廃車・解体のため、所属している大宮総合車両センター東大宮センター(東大宮操車場駅)から、長野総合車両センター(長野駅)まで自力回送した。
今回廃車されたのは以下の10両
10号車 | クハ185-111 | 1981年6月4日新製(川重) |
9号車 | モハ185-21 | 1981年6月4日新製(川重) |
8号車 | モハ184-21 | 1981年6月4日新製(川重) |
7号車 | モハ185-22 | 1981年6月4日新製(川重) |
6号車 | モハ184-22 | 1981年6月4日新製(川重) |
5号車 | サロ185-11 | 1981年6月4日新製(川重) |
4号車 | サロ185-12 | 1981年6月4日新製(川重) |
3号車 | モハ185-23 | 1981年6月4日新製(川重) |
2号車 | モハ184-23 | 1981年6月4日新製(川重) |
1号車 | クハ185-11 | 1981年6月4日新製(川重) |
補足情報
E257系2000・2500番台導入に伴う東海道線系統特急列車向け185系0番台基本編成の撤退は、2編成目。
この編成は田町電車区(現・東京総合車両センター田町派出所)を新製配置とする185系0番台であり、特急「踊り子」をはじめとする東海道線系統の特急列車に充当されていた。1990年頃にお召列車等への充当を想定してサロ185-11号の窓ガラスの一部を防弾仕様に交換しており、防弾化改造が施工された箇所は窓の開閉ができないという特徴を有していた。また、狭小トンネルのある区間への入線に対応したパンタグラフへの交換をA編成としては唯一施工されていたが、これもお召列車等で使用することを想定していたためと考えられる。2021年3月13日ダイヤ改正でE257系に置き換えられる形で運用を離脱していたが、今回廃車されることになった。大宮総合車両センター東大宮センターから長野総合車両センターまで移動する途中に狭小トンネルのある区間があるため、A編成が自走で長野総合車両センターに入場するのは、他の編成のパンタグラフが交換されない限り、今回が唯一になる。
【廃車車両の車歴】
全車両:田町→大宮(2013-03-16)
今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。