新東京周辺鉄道車両速報ブログ

東京周辺の電車の新製・転属・廃車などに関する情報をまとめるブログです。

H0260【JR中央・総武線】八ミツB31編成のうち4両が転用改造工事入場

2020年2月18日~19日、中央・総武線向けE231系0番台4M6T編成の八ミツB31編成のうち4両が、転用改造工事施工のため、大宮総合車両センター東大宮センター(東大宮操車場駅)から、盛岡車両センター森派出所(JR東日本テクノロジー青森改造センター/青森駅)まで配給・入場した。牽引はEF81-141。

今回入場したのは以下の4両

1号車 クハE231-31 2001年5月21日新製(JR新津)
3号車 モハE231-61 2001年5月21日新製(JR新津)
4号車 モハE230-61 2001年5月21日新製(JR新津)
10号車 クハE230-31 2001年5月21日新製(JR新津)

補足情報

八ミツB31編成は2018年に中央・総武線の運用から撤退し、盛岡車両センター森派出所に入場したが、中間車の連結器だけ改造し、4両編成を組成して出場していた。中央・総武線から撤退し、八高・川越線または武蔵野線への転用、あるいは編成組換で中央・総武線に残留するE231系の改造は大宮総合車両センター長野総合車両センター、秋田総合車両センター、盛岡車両センター森派出所の4ヶ所で改造し、余剰となった中間車は原則として入場先で解体されていたが、このうち、大宮総合車両センターで改造される編成から発生した余剰車は、構内に解体設備がないことから、臨時の解体場を設けることはせず常設の解体設備がある長野総合車両センターへ移動させることになった。しかし、E231系電車はブレーキ装置の都合で付随車のみを配給することができないため、ブレーキ装置を正しく作動させるために、制御車と電動車も用意して配給時は編成中間に組み込む形を採用していた。余剰中間車の輸送は2018年9月6日(B9・B13)、2018年9月28日(B18・B19)、2019年4月17日(B23・B24)、2019年7月24日(B29・B3)、2019年9月26日(B57・B41)、2019年12月8日(B38・B37)の6回実施され、大宮総合車両センターには元・八ミツB81編成の余剰中間車がまだ残っているが、役目を終えたのか再度青森に入場することになった。4両編成化時に編成から外された中間車は、サハE231-91とサハE230-31が既に解体されているが、サハE231-92・93とモハE231/E230-62は盛岡車両センター森派出所構内で保存されているため、今後は8両編成を組成して武蔵野線へ転用されるものと思われる。

今後の掲載予定

今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。