新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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Y3390【東急大井町線】長津田8639Fが廃車

2018年11月19日、大井町線向け8500系電車の長津田8639Fが、廃車のため、所属している長津田検車区から長津田車両工場(東急テクノシステム長津田工場)まで自力回送した。

今回廃車されたのは以下の5両

1号車 デハ8639 1986年9月24日新製(東急)
2号車 デハ0701 1986年9月24日新製(東急)
3号車 サハ8976 1986年9月24日新製(東急)
4号車 デハ0805 1986年9月24日新製(東急)
5号車 デハ8539 1986年9月24日新製(東急)

補足情報

大井町線向け8500系電車の撤退は、予定全4編成中1編成目。

8639Fは、同じく5両編成の8638Fと組んだ10両編成で田園都市線を新製配置とした車両である。5両編成を2本繋げた方式は8640Fと8641Fでも行われていたが、これは田園都市線の10両編成と大井町線の5両編成で予備車を共通化させるためであり、東横線目蒲線の1000系電車(1010F+1011F、1012F+1013F)などでも採用されていた手法である。田園都市線で運用される時は、デハ8639号が6号車(中間車)となったようである。

その後、2002年度から田園都市線に5000系電車の導入が始まったことで、中間に乗務員室を組み込んでいる8638F+8639F、8640F+8641Fは早い段階で田園都市線の運用から撤退し、大井町線専属となった。8639Fは2003年3月24日付で田園都市線から大井町線へ転属している。

今回、大井町線8500系電車は田園都市線から転属の2000系電車によって置き換えられることになり、最初の撤退編成が出ることになった。最後の営業運転は、2018年11月19日の116-091(大井町発 各停(緑/二子新地駅高津駅通過) 溝の口行)だった。

この編成の今後の動向が注目される。

追記

この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/11/09、作業コード:5-7515-9070-5030-7)

今後の掲載予定

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