新東京周辺鉄道車両速報ブログ

東京周辺の電車の新製・転属・廃車などに関する情報をまとめるブログです。

Y0778【JR東海道線】東チタNT1編成・NT51編成が落成・配給

2011年9月4日~5日、東海道線向けE233系3000番台基本編成の東チタNT1編成と、同付属編成の東チタNT51編成が、製造元の新津車両製作所(新津駅)を出場し、所属している田町車両センター(品川駅)まで配給された。牽引はEF81-134。

今回配給されたのは以下の15両

東チタNT51編成
15号車 クハE233-3503 2011年8月30日新製(JR新津)
14号車 サハE233-3003 2011年8月30日新製(JR新津)
13号車 モハE233-3603 2011年8月30日新製(JR新津)
12号車 モハE232-3603 2011年8月30日新製(JR新津)
11号車 クハE232-3503 2011年8月30日新製(JR新津)
東チタNT1編成
10号車 クハE233-3003 2011年9月1日新製(JR新津)
9号車 モハE233-3203 2011年9月1日新製(JR新津)
8号車 モハE232-3003 2011年9月1日新製(JR新津)
7号車 モハE233-3403 2011年9月1日新製(JR新津)
6号車 モハE232-3803 2011年9月1日新製(JR新津)
5号車 サロE233-3003 2011年9月1日新製(東急)
4号車 サロE232-3003 2011年9月1日新製(東急)
3号車 モハE233-3003 2011年9月1日新製(JR新津)
2号車 モハE232-3403 2011年9月1日新製(JR新津)
1号車 クハE232-3003 2011年9月1日新製(JR新津)

補足情報

東海道線(田町)向けE233系3000番台基本編成の落成は、予定全14編成中1編成目。
東海道線(田町)向けE233系3000番台付属編成の落成は、予定全14編成中1編成目。

基本編成は国府津車両センターに導入された量産先行車とは組成が異なっており、従来1つのモハユニット内では揃っていた百位がずれる現象が発生した。これは6号車に便所を設置した車両を新たに設けたためで、この車両が3800番台に分類されていることによるもの。一位を3であわせるために3801、3802は欠番となっている。今後国府津車両センター所属編成が同様の組成へ変更するかは不明。なお付随編成は量産先行車と全く同一仕様である。

この編成からはE233系電車で使用されていたVVVFインバータ制御装置の改良型となっているが、それ以外の床下機器や旅客サービス機器等は全て国府津車両センター所属車と同一仕様とされている。

新津車両センターには2階建ての車両を製造する設備がないため、この編成は普通車は新津、ダブルデッカーのサロ2両は東急車輛製造横浜製作所で製造することになった。

この編成はJR東海区間への乗り入れを想定しており、保安機器等を搭載している。また、湘南新宿ラインにも対応している模様。また、導入理由が東北縦貫線計画に関連してのことであるため、東北縦貫線の走行も対応している。

田町車両センターに始めて新系列車両が配属された。この編成によって211系電車の10両編成と5両編成をそれぞれ置き換え、付随車を廃車した後に長野総合車両センター新潟車両センターへ転出するものと思われる。

田町車両センター新製配置の車両は、1993年11月2日、日立と日車で製造した115系0番台量産編成の東チタNL4編成以来、約18年ぶりである。

E233系3000番台の製造は、2010年2月18日落成の横コツE02・E52編成以来、約1年半ぶりである。新津車両製作所で製造されるのは初めて。

追記

この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/10/05、作業コード:3-0580-5203-8683-0)

今後の掲載予定

今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。