2021年12月16日~18日、ブルーライン向け4000形電車の上永谷第62編成(4621F)が、製造元の川崎車両神戸本社を出場し、兵庫駅から根岸駅まで甲種輸送された。根岸駅到着後は横浜本牧駅まで輸送された。
今回甲種輸送されたのは以下の6両
1号車 | Tc1 | 4621 | 2022年3月29日新製(川車) |
2号車 | M2 | 4622 | 2022年3月29日新製(川車) |
3号車 | M3 | 4623 | 2022年3月29日新製(川車) |
4号車 | M4 | 4624 | 2022年3月29日新製(川車) |
5号車 | M5 | 4625 | 2022年3月29日新製(川車) |
6号車 | Tc6 | 4626 | 2022年3月29日新製(川車) |
補足情報
ブルーライン向け4000形電車の落成は、予定全8編成中1編成目。
2022年度は5編成が導入予定であり、そのうちの1編成目である。
ブルーライン向けの新型車両・4000形が登場した。現在ブルーラインで運用されているのは全て3000形電車だが、このうち1992年から1993年にかけて導入された1次車(3000A形/6両編成8本)については老朽化が進んでいることから、新造車両によって置き換えることが決定された。置き換えが決定した当初は、3000形の5次車(3000V形)で置き換えられる計画となっており、3000V形は3000A形の置き換えが決定する前に1編成だけ先行導入されていたため、6両編成7本が川崎重工業(現・川崎車両)で新造される予定であると公表されていたが、結局3000V形をベースに新たに設計された4000形へ移行されることになった。新造数については、2019年度に3000形2編成(3000N形3381F・3000S形3531F)が相次いで事故廃車になった影響もあり、3000V形として発注されていた数より1編成多い6両編成8本へ増やされることになった。2022年度は5編成、2023年度は3編成の導入が予定されている。
今回の甲種輸送では、ブルーラインが標準軌の路線であるため仮台車が使用されていた。上永谷保守管理所へ陸送で搬入された後で正式な台車へ交換されることになる。
※本日(2021年12月21日)は、2回投稿しました。
追記
新製日を記載しました。(2022-09-07)
今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。