2024年1月26日~28日、丸ノ内線向け2000系電車の中野第39編成(2139F)が、製造元の近畿車輌徳庵工場を出場し、徳庵駅から根岸駅まで甲種輸送された。
今回甲種輸送されたのは以下の6両
1号車 | CM | 2139 | (近車) |
2号車 | M1 | 2239 | (近車) |
3号車 | M2 | 2339 | (近車) |
4号車 | M3 | 2439 | (近車) |
5号車 | M4 | 2539 | (近車) |
6号車 | CT | 2039 | (近車) |
補足情報
丸ノ内線向け2000系電車の落成は、予定全52編成中52編成目(うち近車製は20編成目)。
丸ノ内線は標準軌のため、甲種輸送に当たっては狭軌用の仮台車を使用しており、陸送で中野検車区へ搬入する際に本来の台車へ戻されることになる。
丸ノ内線向け2000系電車は、1988年から1996年にかけて導入された02系の置き換え用として2018年から導入が進められていたが、この編成の落成をもって製造終了となる見込みである。02系電車は最大時に6両編成53本と3両編成6本が運用されていたが、方南町分岐線の完全6両編成化や、2022年8月27日ダイヤ改正での減便実施に伴って所要数が減少したため、2000系電車の導入数は6両編成52本にとどまった。
今後の掲載予定
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