2023年12月21日、東武スカイツリーライン系統向け10000系電車80番台(10080型電車)の春日部11480Fと、同10000系電車50番台(10030型電車50番台)4両編成の春日部11461Fが、廃車・解体のため、館林駅から、渡瀬北留置線(資材管理センター北館林解体所)まで自力回送した。
今回廃車されたのは以下の8両
春日部11480F
4号車 | クハ11480 | 1988年3月29日新製(東急) |
3号車 | モハ12480 | 1988年3月29日新製(東急) |
2号車 | モハ13480 | 1988年3月29日新製(東急) |
1号車 | クハ14480 | 1988年3月29日新製(東急) |
春日部11461F
4号車 | クハ11461 | 1996年4月10日新製(東急) |
3号車 | モハ12461 | 1996年4月10日新製(東急) |
2号車 | モハ13461 | 1996年4月10日新製(東急) |
1号車 | クハ14461 | 1996年4月10日新製(東急) |
補足情報
今回、いずれも南栗橋車両管区春日部支所(東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線)所属の4両編成である11480Fと11461Fが廃車となった。
11480Fは旧春日部検修区(現・南栗橋車両管区春日部支所)が新製配置で、転属歴は無かった。VVVFインバータ制御を試験的に採用した編成であり、唯一の80番台(10080型電車)となった。2007年に50000系と同じ制御装置に換装されていた。2015年7月16日に、10000系列の4両編成として初めてリニューアル工事が実施された。2021年10月から運用を離脱しており、定期運用に復帰しないまま廃車されることになった。
11461Fは森林公園検修区が新製配置で、2012年7月30日に30000系とのトレードで南栗橋車両管区春日部支所に転属していた。リニューアル工事は実施されていない。2022年3月12日ダイヤ改正以降は休車状態が続いており、同ダイヤ改正に伴う余剰車整理のため廃車になったものと思われる。10030型電車4両編成の廃車は、5編成目となった。
今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。