2022年9月22日、半蔵門線向け8000系電車の鷺沼第05編成(8105F)が、廃車・解体のため、所属している鷺沼検車区から渡瀬北留置線(東武鉄道資材管理センター北館林解体所)まで自力回送した。
今回廃車されたのは以下の10両
1号車 | CT1 | 8105 | 1980年11月28日新製(川重) |
2号車 | M1 | 8205 | 1980年11月28日新製(川重) |
3号車 | T3 | 8305 | 1980年11月28日新製(川重) |
4号車 | M1 | 8405 | 1980年11月28日新製(川重) |
5号車 | Mc2 | 8505 | 1981年8月28日新製(川重) |
6号車 | Tc1 | 8605 | 1994年8月9日新製(日車) |
7号車 | T2 | 8705 | 1994年8月9日新製(日車) |
8号車 | M1 | 8805 | 1981年8月28日新製(川重) |
9号車 | M2 | 8905 | 1980年11月28日新製(川重) |
10号車 | CT2 | 8005 | 1980年11月28日新製(川重) |
補足情報
半蔵門線向け8000系電車の廃車は、予定全19編成中8編成目。
今回廃車されたのは8105Fで、1次車の編成である。特に、8105Fは1次車で唯一1980年に入籍しており、車籍上は一番最初に落成した編成だった。この編成は落成当初6両編成だったが、輸送力増強のため1981年に1次車扱いで急遽追加製造された中間車2両を組み込んで8両編成化された。8000系投入当初の予定では(少なくとも1987年頃までは)この編成が10両編成化される計画はなく、他の編成向けに新造された中間車を暫定的に組み込んだことはあっても正式な10両編成を組むことは無かったが、1994年に半蔵門線(および相互直通運転先の東急新玉川線も)の全列車が10両編成化されることになったため、6次車として新造された中間車2両を組み込んで正規の10両編成を組成した。B修工事は2009年10月23日に新木場カーリニューアルで実施された。施工順は8編成目で、前期施工グループに当たる。
今後の掲載予定
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