新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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Y3278【JR特急】宮オオB3編成が廃車

2018年8月28日、185系200番台6両編成の宮オオB3編成が、廃車・解体のため、所属している大宮総合車両センター東大宮センター(東大宮操車場駅)から、長野総合車両センター(長野駅)まで自力回送した。

今回廃車されたのは以下の6両

6号車 クハ185-305 1982年2月18日新製(川重)
5号車 モハ185-209 1982年2月18日新製(川重)
4号車 モハ184-209 1982年2月18日新製(川重)
3号車 モハ185-210 1982年2月18日新製(川重)
2号車 モハ184-210 1982年2月18日新製(川重)
1号車 クハ185-205 1982年2月18日新製(川重)

補足情報

宮オオB3編成は、新前橋電車区が新製配置で、東北本線高崎線上野口での運用に使用されたが、1985年3月14日ダイヤ改正東北新幹線上越新幹線上野駅まで延伸し、上野駅と大宮駅の間で運転された新幹線リレー号が廃止され、運用数が減少したことに伴い、田町電車区に転属した。田町電車区では踊り子号用として使用されたほか、はまかいじ号に充当するため京浜東北根岸線区間で使用することになるATCを1996年8月24日に搭載していた。

しかし、2013年3月16日ダイヤ改正で旧・田町車両センターが消滅し、田町所属の185系電車が大宮総合車両センター東大宮センターに転属した頃から、185系電車の編成組み換えが行われるようになった。宮オオB3編成は200番台の7両編成であったが、2013年5月9日にグリーン車を抜き取りモノクラスの6両編成を組成した。以降は定期運用を失い波動輸送用として、主にはまかいじ号で運用されていた。

今回、踊り子号がE257系電車へ置き換えられるのに先立って波動輸送で使用される車両にも変化があり、185系電車ATC搭載車でのみ運用可能だったはまかいじ号については幕張車両センター所属のE257系500番台で運用する計画となり、波動輸送用の車両の整理が行われた結果、この編成は廃車されることになった。6両編成の185系電車は5編成が組成されたが、撤退になるのはこの編成が初めてである。

【廃車車両の車歴】
全車両:新前橋→田町(1985-03-15)→大宮(2013-03-16)

追記

この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/12/02、作業コード:4-2585-8020-8090-3)

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