2018年4月16日、日比谷線向け03系電車5扉車組込編成の千住第09編成(03-109F)が、廃車・解体のため、千住検車区竹ノ塚分室から、渡瀬北留置線(東武鉄道資材管理センター北館林解体所)まで自力回送した。
今回廃車されたのは以下の8両
8号車 | CT1 | 03-109 | 1990年9月12日新製(近車) |
7号車 | M1 | 03-209 | 1990年9月12日新製(近車) |
6号車 | M2 | 03-309 | 1990年9月12日新製(近車) |
5号車 | Tc | 03-409 | 1990年9月12日新製(近車) |
4号車 | T'c | 03-509 | 1990年9月12日新製(近車) |
3号車 | M1 | 03-609 | 1990年9月12日新製(近車) |
2号車 | M2 | 03-709 | 1990年9月12日新製(近車) |
1号車 | CT2 | 03-809 | 1990年9月12日新製(近車) |
補足情報
日比谷線向け03系電車の廃車は、予定全42編成中20編成目。
この編成の8・7・2・1号車は、5扉車両の試作車として落成した車両であり、この編成を実際に運用した結果が良好であったため、最終的にこの編成を含む20編成の03系電車が5扉車を組み込んで落成し、東武鉄道20000系電車でも、5扉車を組み込んだ20050型電車が8編成導入されるに至った。しかし、13000系電車導入に当たっては、5扉車を組み込んでいる編成が優先して廃車される傾向にあり、20編成が製造された03系電車の5扉車組込編成も、この編成の廃車により残り3編成までその数を減らしている。
この編成は2018年4月12日のB2158S(中目黒発 東武線内普通 竹ノ塚行)が最後の営業運転となった。
追記
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