新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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Y2090【JR山手線】東トウ01編成が落成・配給

2015年3月26日、山手線向けE235系0番台の東トウ01編成が、新潟車両センター(越後石山駅)から、所属している東京総合車両センター(大崎駅)まで配給された。牽引はEF64-1032。

今回配給されたのは以下の11両

11号車 クハE235-1 2015年3月23日新製(J-TREC新津)
10号車 サハE235-4620サハE231-4620 2011年1月18日新製(JR新津)
9号車 モハE235-1 2015年3月23日新製(J-TREC新津)
8号車 モハE234-1 2015年3月23日新製(J-TREC新津)
7号車 サハE234-1 2015年3月23日新製(J-TREC新津)
6号車 モハE235-2 2015年3月23日新製(J-TREC新津)
5号車 モハE234-2 2015年3月23日新製(J-TREC新津)
4号車 サハE235-1 2015年3月23日新製(J-TREC新津)
3号車 モハE235-3 2015年3月23日新製(J-TREC新津)
2号車 モハE234-3 2015年3月23日新製(J-TREC新津)
1号車 クハE234-1 2015年3月23日新製(J-TREC新津)

補足情報

総合車両製作所新津事業所で山手線向けE235系0番台の量産先行車が落成した。2006年から製造が開始されたE233系の次の世代の新型車両である。J-TRECが開発したステンレス車の新たな構造である「sustina」を今回新造された10両で採用しているが、新津事業所でsustinaを採用した車両が製造されたのは初めてである。

E233系では編成内のモハは搭載機器によって番台を細かく区分していたが、E235系では搭載機器の違いに関わらず連番とされた。制御装置に関してはこの編成が試作的要素を持っていることもあり車両によって製造メーカーが異なっている。

10号車車両は山手線向けE231系500番台の東トウ520編成に組み込まれていた1両を改造して組み込んだ。山手線ではホームドア設置にあわせて2010年~2011年にかけて6扉車を廃車し4扉車に組み替えたが、この時に工事や事故等で京浜東北線と線路を共有することを想定して10号車には京浜東北線の先頭車に合わせた扉間隔の変則的な車両が組み込まれた。この車両は将来導入される次世代車両に改造して編入されることが当初より想定されていたため、山手線(東京総合車両センター)のE231系500番台が1編成中央・総武線(三鷹車両センター)へ転用されるにあたって編成から外された車両に対して、今回J-TRECで改造が行われた。

追記

この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/09/20、作業コード:5-1530-8020-2804-9)

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