2023年12月28日、1500形電車4両編成の新町1521編成と、同新町1525編成が、廃車のため、京急ファインテック久里浜事業所に入場した。
今回廃車されたのは以下の8両
新町1521編成
1号車 | デハ1521 | 1988年1月26日新製(川重) |
2号車 | デハ1522 | 1988年1月26日新製(川重) |
5号車 | デハ1523 | 1988年1月26日新製(川重) |
6号車 | デハ1524 | 1988年1月26日新製(川重) |
新町1525編成
1号車 | デハ1525 | 1988年6月27日新製(東急) |
2号車 | デハ1526 | 1988年6月27日新製(東急) |
5号車 | デハ1527 | 1988年6月27日新製(東急) |
6号車 | デハ1528 | 1988年6月27日新製(東急) |
補足情報
1500形電車4両編成の撤退は、6・7編成目。
1521編成、1525編成ともに、先に新造された1000形22次車の1701編成(8両編成)によって置き換えられたものと思われる。
今回廃車になった1521編成と1525編成は、どちらも1988年に落成した1500形アルミ車の4両編成である。1500形では2006年から2010年にかけて8両編成の界磁チョッパ制御車と4両編成を組み替えて6両編成化が実施されたが、1521編成と1525編成は組換対象から外れ、4両編成のままとなった。2010年以降、1500形アルミ車の4両編成はこの2本だけになった。4両編成であるためVVVFインバータ制御化の対象にもならず、今回の廃車まで界磁チョッパ制御のままとなっていた。両編成の廃車をもって、京浜急行電鉄が保有する営業用車両は全てVVVFインバータ制御となった。
今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。