2023年3月28日~29日、日光線観光列車「いろは」向け205系600番台の都ヤマY3編成が、廃車・解体のため、所属している小山車両センター(小金井駅)から、長野総合車両センター(長野駅)まで配給された。牽引はEF64-1030。
今回廃車されたのは以下の4両
4号車 | クハ205-603 | 1989年12月8日新製(川重) |
3号車 | モハ205-603 | 1989年12月8日新製(川重) |
2号車 | モハ204-603 | 1989年12月8日新製(川重) |
1号車 | クハ204-603 | 1989年12月8日新製(川重) |
補足情報
宇都宮線・日光線向け205系600番台の廃車は、予定全12編成中12編成目。
この編成は、京葉線の千ケヨ4編成から2012年11月13日に大宮総合車両センターで改造された編成で、日光線仕様の車両だったが、2018年2月28日に栃木デスティネーションキャンペーンに合わせて観光列車「いろは」に改造された。「いろは」に改造されて以降は、通常仕様車と座席の配置やドアの数が異なっているため限定運用が組まれていたが、2022年3月12日ダイヤ改正で日光線・宇都宮線黒磯口にE131系600・680番台が投入されたことに伴い、通常仕様車とともに定期運用から離脱していた。
この編成の廃車に伴い、205系600番台は全廃となった。同時に、制御車として製造された205系電車は全車両がJR東日本の車籍を失うことになった。
【廃車車両の車歴】
全車両:習志野→京葉(1990-03-10)→小山(2012-11-13)
追記
本文一部変更しました。(2023-11-13)
今後の掲載予定
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