新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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Y3380【JR常磐線(各駅停車)】東マト82編成が転用改造工事入場

2018年11月9日、常磐線各駅停車向け209系1000番台の東マト82編成が、転用改造工事施工のため、所属している松戸車両センター(松戸駅)から大宮総合車両センター(大宮駅)まで自力回送・入場した。

今回入場したのは以下の10両

10号車 クハ209-1002 1999年9月7日新製(東急)
9号車 モハ209-1004 1999年9月7日新製(東急)
8号車 モハ208-1004 1999年9月7日新製(東急)
7号車 サハ209-1003 1999年9月7日新製(東急)
6号車 モハ209-1005 1999年9月7日新製(東急)
5号車 モハ208-1005 1999年9月7日新製(東急)
4号車 サハ209-1004 1999年9月7日新製(東急)
3号車 モハ209-1006 1999年9月7日新製(東急)
2号車 モハ208-1006 1999年9月7日新製(東急)
1号車 クハ208-1002 1999年9月7日新製(東急)

補足情報

常磐線各駅停車向け209系1000番台の撤退は、予定全2編成中2編成目。

1999年度に10両編成2本が投入された209系1000番台は。地下鉄千代田線直通用として常磐線各駅停車で運用されていた。2009年度から2011年度にかけてE233系2000番台が10両編成18本投入された際には、203系0・100番台と207系900番台は置き換えられたが、209系1000番台は置き換え対象から外れ、E233系2000番台と共通運用されていた。しかし、2016年3月26日ダイヤ改正JR東日本所属車用の小田急小田原線多摩線への乗り入れが開始されると、209系電車は小田急線乗り入れに対応しなかったため、投入できる運用が限られることになった。さらに、地下鉄千代田線内でホームドアを設置するに当たり、209系1000番台E233系2000番台東京メトロ所属車両・小田急電鉄所属車両とドア間隔が異なっていることが問題となり、運用から撤退することになった。

209系1000番台の置き換えは、E233系2000番台の追加導入と予備車の削減で対応されることになり、東マト19編成が2017年3月29日付で落成した。しかし、既存のE233系に対してホームドア対応改造工事を施工する必要があったため、209系1000番台は改造予備としてしばらく運用を続けることになった。E233系電車の改造が終盤に差し掛かった2018年8月に東マト81編成は予備車削減で運用から撤退したが、東マト82編成は改造予備としてしばらく運用に残り、最後の改造工事対象車の出場と、元・東マト81編成の出場を待って、大宮総合車両センターへ入場した。

今後は、中央線快速電車(豊田車両センター)へ転属することが予想される。

追記

この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/08/15、作業コード:4-7515-9060-4040-7)

今後の掲載予定

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