2018年3月30日、武蔵野線向け205系5000番台の千ケヨM3編成が、廃車・海外譲渡のため、所属している京葉車両センター(新習志野駅)から総合車両製作所新津事業所(新津駅)まで配給された。牽引はEF64-1030。
今回廃車されたのは以下の8両
1号車 | クハ205-44 | 1988年1月12日新製(日立) |
2号車 | モハ205-5005 | 1988年1月12日新製(日立) |
3号車 | モハ204-5005 | 1988年1月12日新製(日立) |
4号車 | サハ205-87 | 1988年1月12日新製(日立) |
5号車 | サハ205-88 | 1988年1月12日新製(日立) |
6号車 | モハ205-5006 | 1988年1月12日新製(日立) |
7号車 | モハ204-5006 | 1988年1月12日新製(日立) |
8号車 | クハ204-44 | 1988年1月12日新製(日立) |
補足情報
武蔵野線向け205系0・5000番台の撤退は、予定全42編成中3編成目。
今回廃車となった千ケヨM3編成は、全車両が山手電車区(山手線)を新製配置とする車両であり、山手線時代の編成番号は東ヤテ44編成であった。モハ車両のうち、モハ205/204-5005号の種車はモハ205/204-130号で、モハ205/204-5006号の種車はモハ205/204-131号である。2003年10月28日に改造されてから、武蔵野線では約14年6ヶ月間使用された。豊田電車区(現・豊田車両センター)に配置されたことのある205系電車からは初めての廃車となった。
この編成は2018年3月27日の881E(西船橋発 各駅停車 新習志野行)が最後の営業運転となった。この列車は京葉線内だけの運用であり、武蔵野線内で営業運転を行ったのは、同日の781E(東所沢発 各駅停車 海浜幕張行)が最後だった。
今後は、インドネシアのPT.Kereta Commuter Indonesiaへ譲渡される。武蔵野線からは17~24両目となり、JR東日本205系電車としては通算493~500両目(埼京・川越線180両、横浜線176両、南武線120両、武蔵野線24両)となる。4号車車両のサハ205-87号については、元横ナハ3編成の1号車だったクハ205-87号(南武線)と番号重複が発生する。5号車車両のサハ205-88号については、元横ナハ4編成の1号車だったクハ205-88号(南武線)と元横クラH27編成の7号車だったモハ205-88号(山手線→横浜線)と番号重複が発生する。これは、インドネシアでは、クハ、モハ、サハといった日本語表記を除去するためである。
【廃車車両の車歴】
全車両:山手→豊田(2003-10-28)→京葉(2004-03-13)
追記
この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/09/04、作業コード:5-2545-7000-4151-5)今後の掲載予定
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