2011年3月29日~31日、東横線向け5050系電車10両編成の元住吉4101Fのうち9両と、同8両編成の元住吉5174F向け中間車1両が、製造元の東急車輛製造横浜製作所を出場して、逗子駅から長津田駅まで甲種輸送された。長津田駅到着後は、長津田検車区に搬入された。
今回甲種輸送されたのは以下の10両
元住吉4101F
1号車 | クハ4101 | 2011年5月6日新製(東急) |
2号車 | デハ4201 | 2011年5月6日新製(東急) |
3号車 | デハ4301 | 2011年5月6日新製(東急) |
4号車 | サハ4401 | 2011年5月6日新製(東急) |
5号車 | サハ4501 | 2011年5月6日新製(東急) |
7号車 | サハ4701 | 2011年5月6日新製(東急) |
8号車 | デハ4801 | 2011年5月6日新製(東急) |
9号車 | デハ4901 | 2011年5月6日新製(東急) |
10号車 | クハ4001 | 2011年5月6日新製(東急) |
元住吉5174F
5号車 | サハ5574 | 2011年8月5日新製(東急) |
補足情報
東横線向け5050系電車10両編成の落成は、1編成目。
今回、東横線に初めての10両編成が導入されることになった。東京メトロ副都心線との相互直通運転開始に合わせて、優等列車には10両編成も充当することになったためであり、田園都市線向けの5000系同と同じく5M5Tを組成することになった(ただし電動車・付随車の組み込み位置は異なる)。ただし、10両編成化前にも営業運転に投入することを想定してか、10両化時に8~10号車となる車両については6~8号車と表示されており、この結果7号車が2両連結されている。車両番号については、8両編成だけで既に74まで到達しており、80番台以降は目黒線向けの5080系で使用されていることから、車番重複を避けるため4000番台に区分された。なお、6号車のデハ4601号は今回出場しなかったが、これは5169Fに組み込まれていた初代サハ5469号を再電装化した上で組み込むためである。
今回の甲種輸送では、合わせて5174Fに組み込む新造付随車のサハ5574号も出場しており、こちらは同編成に組み込まれているサハ5474号(東急車輛出場時、デハ5922)との差し替え用として用いられるものと思われる。
追記
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