新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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Y0013【東急田園都市線】長津田5102Fが編成組換

2009年7月18日、田園都市線向け5000系電車の長津田5102Fが、所属している長津田検車区で編成を組み換え、オール4扉車化された。

今回組成したのは以下の10両

1号車 クハ5102 2002年12月18日新製(東急)
2号車 デハ5202 2002年12月18日新製(東急)
3号車 デハ5302 2002年12月18日新製(東急)
4号車 サハ5402←サハ5405 2003年2月14日新製(東急)
5号車 サハ5502←サハ5406 2003年2月21日新製(東急)
6号車 デハ5602 2002年12月18日新製(東急)
7号車 デハ5702 2002年12月18日新製(東急)
8号車 サハ5802←サハ5402 2002年12月18日新製(東急)
9号車 デハ5902 2002年12月18日新製(東急)
10号車 クハ5002 2002年12月18日新製(東急)

補足情報

田園都市線向け5000系電車では、混雑対策として10両編成のうち5号車と8号車に6扉車を組み込むこととして、3次車以降は6扉車を2両組み込んだ編成を新製、オール4扉車で既に導入済みであった1次車・2次車の編成についても組み換えによって6扉車を2両組み込むことになっていた。しかし、更なる混雑対策として、2009年度からは4号車にも6扉車を組み込んだ、6扉車3両体制を敷くことになった。5107F~5110Fと5117F・5120Fについては、田園都市線向けの5118F・5119F・5122Fとして製造されたものの東横線へ配置することになって不要となった6扉車を組み込んだが、5105Fと5106Fについては、5101Fへ組み込む予定で製造された車両を5101Fの組み換えを取りやめて組み込んだ。これにより、余剰となる4扉付随車の処遇や、車両製造費削減などを考慮した結果、6扉車3両化は必要最小限の数に留めて、一部編成はオール4扉車で運用するという方針が明らかとなった。

そして、営業運転に投入されていない6扉車を使った組換の実施後も、5102F~5104F・5111F~5116F・5121Fは新たに組み込む6扉車が存在しないことから、今回は5102Fの6扉車を他の編成の6扉車3両化用に供出し、代替として5105F・5106F(5101F向け6扉車を組込済)の4扉付随車を組み込んだオール4扉車編成を組成することになった。まず、この編成に元々組み込まれていた4扉付随車のサハ5402号を4号車から8号車に移して新サハ5802号に改番し、4号車にサハ5405号(新サハ5402号に改番)、5号車にサハ5406号(新サハ5502号に改番)を組み込んだ。この結果、6扉車を組み込んだ編成とは付随車の連結位置が同じだが、唯一組み換えを実施しなかった5101Fとは各車両の連結位置が異なった、オール4扉車編成が誕生した。

追記

組み換え作業中の車番重複防止のため、サハ5405号は2009年6月6日から、サハ5406号は2009年6月20日から、それぞれサハ5842号、サハ5542号に書類上のみ改番していた。新サハ5402号、新サハ5502号、新サハ5802号の改番は、2009年7月18日付である。なお、5102Fの6扉車だった旧サハ5502号、旧サハ5802号は、それぞれ5111Fと5112Fに組み込まれた。

この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/08/10、作業コード:1-4070-0020-0010-1)

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