新東京周辺鉄道車両速報ブログ

東京周辺の電車の新製・転属・廃車などに関する情報をまとめるブログです。

H0543【JR中央・総武線】八ミツB81編成・B901編成の一部中間車が廃車

2020年12月10日、中央・総武線向けE231系0番台4M6T編成の八ミツB81編成と、同E231系900番台の八ミツB901編成の一部中間車が、廃車・解体のため、入場していた大宮総合車両センター(大宮駅)から長野総合車両センター(長野駅)まで配給された。牽引はEF64-1032。

今回廃車されたのは以下の4両

2号車 サハE231-220 2006年11月18日新製(東急):八ミツB81編成
5号車 サハE230-901 1998年10月20日新製(東急):八ミツB901編成
6号車 サハE231-902 1998年10月20日新製(JR新津):八ミツB901編成
5号車 サハE230-45 2006年11月18日新製(東急):八ミツB81編成

補足情報

八ミツB81編成(現・千ケヨMU42編成)と八ミツB901編成(現・千ケヨMU1編成)は中央・総武線から武蔵野線へ転用する際に中間車2両を抜き取って8両編成化が実施されていた。この時に抜き取られた中間車両は余剰となって永らく大宮総合車両センター構内に留置されていたが、同所には車両の解体設備がないため、常設の解体設備がある長野総合車両センターまで輸送されることになった。E231系電車は制御車と電動車が無いとブレーキが作動しないため、過去に行われた同様の配給時は伴車を用意していたが、今回は伴車を用意できなかったため電気機関車牽引に対応したブレーキ装置を仮設する方式が採用された。

車両連結順は、八ミツB901編成は中間に密着連結器が存在しないため、八ミツB81編成の2両で挟み込む形式が採用された。

今後は長野総合車両センターで解体されることになるとみられる。サハE230-901号・45号の廃車に伴い、サハE230形が消滅すると同時に、JR東日本から6扉車が消滅した。

【廃車車両の車歴】
全車両:三鷹(転属歴なし)

今後の掲載予定

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