2022年9月3日、京王線向け7000系電車6両編成の高幡不動7708編成が、廃車・解体のため、所属している高幡不動検車区から、若葉台工場(京王重機整備若葉台事業所)まで自力回送・入場した。
今回廃車されたのは以下の6両
6号車 | クハ7708 | 1984年10月31日新製(東急) |
5号車 | デハ7008 | 1984年10月20日新製(日車) |
4号車 | デハ7058 | 1984年10月20日新製(日車) |
3号車 | デハ7108 | 1984年10月31日新製(日車) |
2号車 | デハ7158 | 1987年10月15日新製(日車) |
1号車 | クハ7708 | 1984年10月31日新製(東急) |
補足情報
今回廃車となった7708編成は、1984年の新製当初は5両編成だったが、1987年10月15日にデハ7158が落成して6両編成化された。1992年1月31日には新デハ7108とサハ7558が落成して8両編成化され、旧デハ7108とデハ7158は車番が+100されたデハ7208、デハ7258に改番された。2005年10月11日にVVVFインバータ制御化改造が実施されたことに伴ってデハ7108は電装解除されてサハ7508に改番、デハ7208とデハ7158は車番が-100されたため新製当初の番号に戻った。その後、2017年にサハ7508とサハ7558を編成から外して廃車とし、1987年から1992年までと同じ組成の6両編成に戻って運用されていた。
京王線系統では2022年3月12日ダイヤ改正で減便が実施されたことで所要数が減少しており、7708編成は余剰車整理のため廃車になったものとみられる。
今後の掲載予定
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