新東京周辺鉄道車両速報ブログ

東京周辺の電車の新製・転属・廃車などに関する情報をまとめるブログです。

H0686【東京メトロ有楽町線・副都心線】和光第05編成(7105F)が廃車

2021年5月3日、有楽町線副都心線向け7000系電車10両編成の和光第05編成(7105F)が、廃車・解体のため、所属している和光検車区から和光検車区新木場分室(新木場CR/メトロ車両工事事務所)まで自力回送した。

今回廃車されたのは以下の10両

10号車 CT1 7105 1974年7月12日新製(川重)
9号車 T2 7205 1983年4月26日新製(川重)
8号車 M1 7305 1983年4月26日新製(川重)
7号車 M2' 7405 1983年4月26日新製(川重)
6号車 Tc1 7505 1983年4月26日新製(川重)
5号車 Tc2 7605 1983年4月26日新製(川重)
4号車 M1 7705 1974年7月12日新製(川重)
3号車 M2 7805 1974年7月12日新製(川重)
2号車 M1 7905 1974年7月12日新製(川重)
1号車 CT2 7005 1974年7月12日新製(川重)

補足情報

有楽町線副都心線向け7000系電車10両編成の廃車は、予定全6編成中5編成目。

今回廃車になった7105Fは、有楽町線池袋駅-銀座一丁目駅間開業に伴って1974年度に導入された1次車編成であり、当初は5両編成だったが、1983年度の営団成増駅(現・地下鉄成増駅)-池袋駅間開業に伴って3次車の中間車を増結し10両編成になった。1995年9月27日にB修工事が施工されたが機器更新工事は実施されなかった。その後、2005年3月4日にVVVFインバータ化工事が施工されており、後期施工車のため7005号を電装解除して5M5T化されている。後期VVVF化グループであったため副都心線開業に際しては10両編成のまま対応工事が実施されることになり、2009年度に施工された。

今後の掲載予定

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H0685【東京メトロ副都心線】和光第81編成(17181F)が落成・甲種輸送

2021年4月30日~5月2日、副都心線向け17000系電車8両編成の和光第81編成(17181F)が、製造元の近畿車輌徳庵工場を出場し、徳庵駅から綾瀬駅まで甲種輸送された。綾瀬駅到着後は、綾瀬検車区に搬入された。

今回甲種輸送されたのは以下の8両

8号車 CT1 17181 2021年9月1日新製(近車)
7号車 M 17281 2021年9月1日新製(近車)
6号車 T 17381 2021年9月1日新製(近車)
5号車 M 17481 2021年9月1日新製(近車)
4号車 M 17781 2021年9月1日新製(近車)
3号車 T 17881 2021年9月1日新製(近車)
2号車 M 17981 2021年9月1日新製(近車)
1号車 CT2 17081 2021年9月1日新製(近車)

補足情報

副都心線向け17000系電車8両編成の落成は、予定全15編成中1編成目。
2021年度は10両編成2本・8両編成12本が製造予定であり、8両編成の落成は1本目である。

17000系電車の8両編成が登場した。10両編成との区別のためか、車両番号は80番台に区別されており、搭載されている機器のメーカーも異なるなどの仕様変更点がある。10両編成は日立製作所で製造されたが、8両編成は東京メトロの車両としては日比谷線向け13000系電車以来となる、近畿車輌での製造となった。東京メトロで20メートル車体の8両編成が新造されるのは、旧営団地下鉄時代の1982年に新造された半蔵門線8000系2次車以来、約39年ぶり。

追記

新製日を記載しました。(2021-11-14)

今後の掲載予定

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H0684【東武スカイツリーライン】春日部21855Fのうち6両が転用改造工事入場

2021年4月30日、東武スカイツリーライン日光線向け20000系電車50番台(20050型電車)の春日部21855Fのうち6両が、転用改造工事・リニューアル工事施工のため、渡瀬北留置線(資材管理センター北館林解体所)から南栗橋車両管区館林出張所(津覇車輌工業館林工場)まで回送・入場した。牽引は伊勢崎線・佐野線向け8000系電車3両編成(850型電車)の館林852F。

今回入場したのは以下の6両

8号車 クハ21855 1993年7月2日新製(アルナ)
6号車 モハ23855 1993年7月2日新製(アルナ)
5号車 モハ24855 1993年7月2日新製(アルナ)
3号車 モハ26855 1993年7月2日新製(アルナ)
2号車 モハ27855 1993年7月2日新製(アルナ)
1号車 クハ28855 1993年7月2日新製(アルナ)

補足情報

今後は、クハ21855号、モハ24855号、モハ23855号、クハ28855号で4両編成の21438Fを、モハ26855号とモハ27855号は21807Fのクハ21807号、クハ28807号と組んで4両編成の21448Fを、それぞれ組成するものと思われる。今回の入場では、4両編成化と同時にワンマン運転対応改造工事と、リニューアル工事が実施されるほか、5扉車のクハ21855(→クハ21438へ改番予定)、モハ27855(→モハ23448へ改番予定)、クハ28855(→クハ24438へ改番予定)は一部の客室扉を埋める3扉車化改造も実施される。

今後の掲載予定

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H0683【JR房総各線】千マリC612編成とC611編成・C614編成のうち各2両が廃車

2021年4月28日、房総各線向け209系2100番台6両編成の千マリC612編成と、同千マリC611編成・千マリC614編成の中間車各2両が、廃車・解体のため、所属している幕張車両センター(津田沼駅)から、長野総合車両センター(長野駅)まで配給された。牽引はEF64-1030。

今回廃車されたのは以下の10両

6号車 クハ209-2112 1994年9月22日新製(東急):千マリC612編成
5号車 モハ209-2123 1994年9月22日新製(東急):千マリC612編成
4号車 モハ208-2123 1994年9月22日新製(東急):千マリC612編成
5号車 モハ209-2121 1994年9月3日新製(東急):千マリC611編成
4号車 モハ208-2121 1994年9月3日新製(東急):千マリC611編成
5号車 モハ209-2127 1996年7月4日新製(JR新津):千マリC614編成
4号車 モハ208-2127 1996年7月4日新製(JR新津):千マリC614編成
3号車 モハ209-2124 1994年9月22日新製(JR大船):千マリC612編成
2号車 モハ208-2124 1994年9月22日新製(JR大船):千マリC612編成
1号車 クハ208-2112 1994年9月22日新製(東急):千マリC612編成

補足情報

房総各線向け209系2100番台6両編成の編成単位での撤退は2編成目。

2021年3月13日ダイヤ改正で房総各線(幕張車両センター)所属の209系の運用が大幅に見直されたことに伴い、編成単位で余剰になった千マリC612編成と、6両編成から4両編成に短縮された千マリC611編成(現・C444編成)と千マリC614編成(現・C446編成)の余剰中間車の計10両が廃車となった。

千マリC612編成は、京浜東北根岸線の宮ウラ34編成(4次車)から改造された編成で、東京総合車両センターで2009年11月9日に転用改造工事が竣工してから、房総各線では約11年5ヶ月間運用された。3・2号車のモハ209/208-2124は209系2000・2100番台で唯一の大船工場製で、この2両が廃車されたことに伴い、大船工場製の209系電車は全て車籍が抹消されたことになる。近年は事故に巻き込まれることが多く、2019年に踏切事故で被災した時にはクハ208-2112の先頭部のFRPを交換(大宮総合車両センターで209系0番台から改造された訓練車の先頭部と交換した)、2020年に置き石による脱線事故で被災した時にはクハ208-2112の台車を交換(ATC非対応タイプに交換された)するなどしていた。

千マリC611編成は、京浜東北根岸線の宮ウラ32編成(4次車)から改造された編成で、郡山総合車両センターで2012年8月7日に転用改造工事が竣工していた。2021年3月4日に、6編成中3編成目に編成短縮作業が行われ、千マリC444編成を組成した際にモハ209-2121号とモハ208-2121号が余剰になった。千マリC611編成は6両編成の209系2100番台としては唯一、転用改造工事を郡山総合車両センターで施工された編成のため、モハ208-2121号は郡山総合車両センターで改造されたモハ208形2100番台で唯一トイレの設置されていない車両でもあった。また、郡山総合車両センターで一番最後に209系2000・2100番台化工事が施工された編成でもあった。

千マリC614編成は、京浜東北根岸線の宮ウラ52編成(7次車)から改造された編成で、長野総合車両センターで2012年7月13日に転用改造工事が竣工していた。2021年3月22日に、6編成中6編成目に編成短縮作業が行われ、千マリC446編成を組成した際にモハ209-2127号とモハ208-2127号が余剰になった。京浜東北根岸線時代は一番最後まで営業運転に残った209系として知られた編成であり、今回廃車になった2両も京浜東北根岸線で最後まで営業運用されていた10両のうちの2両だった。余談ながら、宮ウラ52編成は、6扉車組込で余剰になった宮ウラ34編成の付随車を1両組み込んでいた。また、長野総合車両センターで一番最後に209系2000・2100番台化工事が施工された編成でもあった。

【廃車車両の車歴】
千マリC612編成:浦和→幕張(2009-11-09)
千マリC611編成:浦和→幕張(2012-08-07)
千マリC614編成:浦和→幕張(2012-07-13)

今後の掲載予定

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H0682【西武新宿線】南入曽2003Fが撤退

2021年4月27日、新宿線系統向け2000系電車8両編成の南入曽2003Fが、廃車・解体のため、所属している南入曽車両基地から横瀬車両基地まで自力回送した。

今回廃車されたのは以下の8両

1号車 クハ2003 1977年3月31日新製(西武所沢)
2号車 モハ2103 1977年3月31日新製(西武所沢)
3号車 モハ2104 1977年3月31日新製(西武所沢)
4号車 モハ2303 1979年9月4日新製(西武所沢)
5号車 モハ2304 1979年9月4日新製(西武所沢)
6号車 モハ2203 1977年3月31日新製(西武所沢)
7号車 モハ2204 1977年3月31日新製(西武所沢)
8号車 クハ2004 1977年3月31日新製(西武所沢)

補足情報

新宿線系統向け2000系電車8両編成の撤退は、2編成目。

池袋線系統の9000系電車の置き換え(一部は多摩湖線に転用)が進んでいたため、2000系電車の廃車発生は約2年ぶりとなった。

今回廃車となったのは2003Fである。2000系電車の製造が開始された1977年に製造された編成で、新製当初は6両編成だったが、1983年に初代2033Fの中間車2両を組み込んで8両編成化された。更新修繕工事は2000年9月28日に施工された。

今後の掲載予定

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H0681【JR東海道・伊東線】横コツK-17編成が機器更新工事出場

2021年4月27日、東海道伊東線向けE231系1000番台基本編成の横コツK-17編成が、機器更新工事を終えて東京総合車両センター(大崎駅)を出場し、所属している国府津車両センター(国府津駅)まで自力回送した。

今回出場したのは以下の10両

10号車 クハE231-8517 2004年9月17日新製(川重)
9号車 モハE231-3517 2004年9月17日新製(川重)
8号車 モハE230-1517 2004年9月17日新製(川重)
7号車 サハE231-1065 2001年5月30日新製(川重)
6号車 サハE231-1066 2001年5月30日新製(川重)
5号車 サロE231-1058 2004年9月17日新製(川重)
4号車 サロE230-1058 2004年9月17日新製(川重)
3号車 モハE231-1558 2004年9月17日新製(川重)
2号車 モハE230-3558 2004年9月17日新製(川重)
1号車 クハE230-8058 2004年9月17日新製(川重)

補足情報

東海道伊東線向けE231系1000番台基本編成の機器更新工事出場は、予定全42編成中3編成目。

今後の掲載予定

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H0680【JR常磐・水戸線】水カツK468編成がワンマン運転対応工事出場

2021年4月26日~27日、常磐線中距離電車水戸線向けE531系0番台付属編成の水カツK468編成が、ワンマン運転対応工事を終えて盛岡車両センター森派出所(JR東日本テクノロジー青森改造センター/青森駅)を出場し、所属している勝田車両センター(勝田駅)まで配給された。牽引はEF81-140。

今回出場したのは以下の5両

15号車 クハE531-1018 2010年7月26日新製(JR新津)
14号車 サハE531-29 2010年7月26日新製(JR新津)
13号車 モハE531-18 2010年7月26日新製(JR新津)
12号車 モハE530-1018 2010年7月26日新製(JR新津)
11号車 クハE530-2018 2010年7月26日新製(JR新津)

補足情報

常磐線中距離電車水戸線向けE531系0番台付属編成のワンマン運転対応工事出場は、9編成目(うち青森施工は2編成目)。

今後の掲載予定

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